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機人国潜入 その12

カイン再び。

水門ウィンドリンから戻った愛子たちは、宿に戻る前に第八騎士団アレースのケイト達に会いに館に向かった。


「愛子殿、ケイト達も連れて行くのか?」


「そうね。クラン’ナイチンゲール’の一員として一緒に機人国に行くつもりよ。向こうでは何があるかわからないし少しでも戦力はある方がいいでしょ?」


「そうだな。ただコレだけの大所帯になると整備を担当する技師を雇わなければ、剣や馬具、防具などを維持することができないと思うぞ」


「技師?」


「そうだ、街に技師がいないかアインス殿に聞いてみてはいかがかな?」


 そうロイエルは告げると、愛子にアインスを尋ねるように伝えた。

 愛子は、ルルカッタと共にアインスがいる庁舎に向かった。

 庁舎で簡単な受付をして階段を登ると執務室にアインスとフランの姿があった。


「アインスさん?ちょっといいかしら?」


「なんですか愛子殿?」


「今度、クランを立ち上げるにあたって剣や防具などを整備できる人を探しているんだけど誰か知らない?」


「整備ができる技師ですか……?」


 アインスは少し俯いて考えた。

 良いアイデアが浮かんだのか、両手をかくる合わせて愛子に告げた。


「そういえば、先ほど珍しい者がこの街に来ていましたよ。 彼に聞いてみてはいかがですか? 確か街の酒場に行くと言っていましたから、今から行けば会えると思いますよ」


 アインスは愛子に告げると、フランと地図をみながら話をしていた。

 

「ルルくん、いい知らせよ。酒場にどうやら整備ができそうな人いるみたいよ。今からい行きましょう!!」


「はい。アイコ様!」


 そして二人は酒場に入った。そこに居たのは愛子が見覚えあるの人物だった…


「あれ?貴方、ガインさんでしたっけ? 以前、魔獣を一緒に倒した………」


「あっあの時の若い奥さんじゃないですか?」


 愛子の表情と空気が変わった。

 

「あの!僕たち整備ができる技師を探しているんですが、貴方は整備ができる人ですか?」


「なんの整備だい? 魔法は苦手だが、大抵のものなら俺が整備できるぜ」


 ガインはルルカッタの手をとり話した。

 愛子が表情を戻してカインに尋ねた。


「ねぇ?よかったら私たちのクランでの専属技師にならない?」


いつも読んでいただきありがとうございます。

感想、ご意見、誤字脱字があれば報告お願いします。


質問が個別にあったので説明。


クラン’ナイチンゲール’は愛子たちとアンジュルムと第八騎士団の面々で構成されています。

愛子の武器は近接武器が敵から奪ったアビリィーティア、中間武器はロングウィップです。

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