プロローグ2
冷凍豚まんを食べながら書いてました
登場人物の紹介が続くので甘酸っぱいシーンはまだありません
早く甘酸っぱいシーン書きたいです
電車に揺られ20分弱その間
優赤が笑顔を見せることはなかった
駅から徒歩6分の距離に十字学園はあった
『祝入学』の横断幕のかかった校門を通り
靴箱の前でクラスを確認する
一組一番のところに俺の名前はあった
その隣の名前は「暁 優赤」ではなく
「相川 紅葉」だった
優赤の名前は四組のところにある
隣で悲しそうな顔をする優赤には悪いが
クラスが一緒じゃなくて良かったと思っている
クラスを確認して優赤と別れて教室に向かう
挨拶も特にせず席に座る
「秋葉君、久しぶり」
相川が話しかけてきた
彼女も陸上のトップ選手なので面識はあった
優赤とはライバルのような関係だが仲はいいという印象があった
「久しぶり、相川」
そっけなく返す
「秋葉君ってスポ選で来たんでしょ、陸上続けるんだよね?」
この質問をかなりの人数から受けることは予想していた
だから優赤と同じクラスが嫌だったのだ
「え、えーと…」
口ごもる俺、相川が恐る恐る尋ねてきた
「まさかやめるの?」
「いやあ、その…」
「じゃあ聞き方変えるね、何部に入るの?」
「実は春休みに事故っちゃって…本気で走れないんだよ…」
驚く相川、このやり取りを後何回かすると思うと気が重い
「だから帰宅部だよ、マネージャーとか柄じゃないし
リハビリに病院通わないと行けないし…」
「そっか、嫌なこと聞いてゴメンね」
そう言って女子グループの輪に入る相川
その後男子グループに捕まって事故のことを
今日だけで10回以上話すことになった
優赤は元気な幼なじみでイメージはツインテールが似合いそうな女の子を
紅葉はおとなしい黒髪ロングの優等生タイプをイメージして書きました
誤字脱字や日本語の使い方がおかしいところなどバンバンご指摘ください
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