表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/8

3ヶ月の成果




フギィー‼︎


「うおっ!コイツ意外と速い⁉︎」


後ろから突進してくる体長4メートルは有りそうな巨大猪の魔物。

冒険者ギルドなるものが定めたランクで言うと上から2番めのAランク。

俺がこの世界で初めて降り立った森、【神竜の森】にしか棲息しないロケットボア


俺は今そいつに追っかけられてる。


だが俺だってただ追いかけられるだけでは無い。

予め設置していた相手を痺れさせる魔法の場所まで誘導していた。

「ここだ!発動『シビレ罠』‼︎」


バリバリバリ


突然地面に電気が迸る。

俺がモン○ンのとあるアイテムをイメージして作った(・・・)魔法。

その名も『シビレ罠』

効果は単純。

指定した位置に設置。

発動させてその上に相手を行かせる。

後は勝手に痺れてくれる。


プギィー⁉︎


まんまと引っかかってくれた。

俺は手早く痺れているロケットボアの首筋を腰に下げていたナイフで切りつける。


ドバッと血が飛び散る。


「ふぅ。何時もの事ながら慣れないな。この肉を切る感触。」


俺がこの世界に転生して3ヶ月が経った。

俺はベガに会った次の日から扱かれている。


その成果がこのステータスだ。



名前 田嶋蒼児(♂)

種族 人

職業 無し

レベル 68

HP 68100

MP 51100

攻撃 5200

防御 3500

敏捷 5200

魔攻 5200

魔防 3500


ユニークスキル

技能スキル収集者コレクター】【龍神王】【龍魔法】【魔法拳】【魔法剣】


スキル


戦闘

剣術、拳術、短刀術、槍術、見切り、限界突破、空歩


魔法

空間、刻印


便利

身体強化、高速回復、料理、手加減


称号

【異世界を渡った者】【女神に愛された者】【技の継承者】【野生児】【チート持ち】



まずレベルは1から68まで上がった。

これは偏にこの森にいる魔物の質が高いからだ。

この森にいる魔物は最低でもB+、最高がSS。

このB+だとかSSなんてのは、この世界の冒険者ギルドが定めた魔物の強さの目安で、B+は一匹で小さな町を潰せるレベルで十分脅威だ。

でもそんな魔物共を相手にしてもレベルが68までしか上がってないのは俺のレベルアップに必要な経験値の量が多いかららしい。


次にステータスだが、先に言っておくが全ステータス4桁越えははっきり言えば人外の化け物らしい。

でもまぁ近い未来に俺が受け継ぐ龍神なんてもの自体が人外なのだが。

ベガも全ステータス5桁越えの化け物らしい。


次にユニークスキル。

まず【技能スキル収集者コレクター】の詳細な能力だがズバリ、スキルを覚えやすい、ただそれだけ。

しかしこれが物凄いチートで、この世界の普通の人が何年掛けてやっと手に入れる様なスキルもこれがあれば見ただけで覚えれる。


【龍神王】の効果はまだ不明で説明は保留にするが、【龍魔法】、これもまた凄い。

本来この世界の人間が使う魔法は長ったらしい詠唱か、複雑な魔法陣を使って発動するらしいが、この【龍魔法】はイメージさえすれば、長ったらしい詠唱も複雑な魔法陣もいらない。

物凄く使いやすい。

この【龍魔法】が使える様になったおかげで、拳に魔法を纏って使う【魔法拳】や、剣に魔法を纏って使う【魔法剣】が使える様になった。

両方読みが同じなので言いにくい。


この【魔法拳】や【魔法剣】にはベガも驚いていた。

元々身体の一部に魔力を纏う技術はあったが魔力に属性を持たせることはできなかった。

しかし【魔法拳】や【魔法剣】は【龍魔法】と同じ様にイメージさえすれば、属性を持たせることも可能で物凄く強力な一撃を生み出すこともできる。


その他スキルはまた追追説明していくので省略。


この3ヶ月で称号も増えた。


まず、【野生児】の称号は俺がこの森で魔物を追っかけ、追いかけられる生活をしている中で得た称号で、元現代日本人俺からしてみると何とも嬉しく無い称号である。

【チート持ち】は読んで字の通り。

俺のスキルがチートだと世界に認められた証である。


あともう一つよく分からない称号もあるが、以上が俺の3ヶ月の成果である。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

感想、アドバイス等々待ってます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ