プロローグ2
本日二話目です。
拙いですが最後まで読んで頂けると有り難いです。
6/12本文を少し変えました。
気がつくとそこは真っ白な世界だった。
そして俺は直感した。
(俺死んだんだ。)
「確かに君は一度死んだよ。田嶋蒼児君。」
突然後ろから声をかけられた。
振り返るとそこには美女がいた。
20歳くらいの見た目でナイスバディに腰まで届きそうな長い髪を持つ物凄い美女。
「初めまして。私は君の元いた世界で言うところの女神に当たる存在だよ。」
「あ、どうも初めまして。田嶋蒼児です。ここはどこですか?何で俺はこんな所にいるんですか?」
こう言う初対面の人との対話は苦手なんだよな。
(何度か話した事のある奴なら楽なのに。)
内心でそんな愚痴を漏らしてると目の前の女神は話し出した。
「ここは異世界【ノーディア】の神界にある【神の居城ヴァルハラ】だよ。そして君を呼んだのは、端的に言うと二代目龍神をやって欲しいんだ。」
「?はい?二代目龍神?異世界ノーディア?」
「そう。一度死んだ君を転生させてあげるから二代目龍神をやって欲しいんだ。どうかな?やっぱり駄目かな?」
これは世に聞く異世界転生なるものか‼︎
俺も地球じゃあそうゆう小説とか読んでたしな。
それに、生き返ることができるなら断る理由は無いしな。
「いえ、別に良いんですけd「おお!やっぱりそうか!ありがとう」ってできるんでか?って人の話し聞けよ!」
「ん?あぁごめんね。もう一度質問してもらっても良いかな?」
「異世界って言うんだから魔法とか使うことってできるんでか?って聞きたかだっんですよ。」
「それは勿論さ!他にもスキルや、ステータス、魔王や魔物ってのも存在するよ。因みに君には転生する特典的なものをつけてあげるからね!」
マジで⁉︎
やったー!
チートスキルゲットだぜ!
「特典がスキルって何でわかったの?」
なぬ⁉︎
心を読まれた⁉︎
「おっ、俺の元いた世界では定番だったんだ。」
「ふーんそっかそっか。じゃあいきなりスキルを渡しても問題無いよね?」
そう言って女神の手から光が漏れた。
そしてその光が俺を包んだ。
『ユニークスキル【技能収集者、ユニークスキル【龍神王】、称号【世界を渡った者】、称号【女神に愛されたもの】を会得しました。』
突然俺の脳内に無機質な声が響いた。
「あ、きちんと貰えたみたいだね。因みに今さっき脳内に聞こえた者はスキルを会得した時や称号を会得した時に聞こえる者だよ。」
「自分のステータスとかは見れるんですか?」
「それならステータスって念じたら良いよ。」
んじゃ早速。
ステータスっと
名前 田嶋蒼児(♂)
職業 無し
レベル 1
HP 1000
MP 1000
攻撃 1000
防御 1000
敏捷 1000
魔攻 1000
魔防 1000
ユニークスキル
【技能収集者】【龍神王】
称号
【異世界を渡った者】【女神に愛された者】
これって強いの?
「君は最初からオール1000で固定だよ。成長すればどんどん上がるから頑張って。それと最初からステータスオール1000って言うのはノーディアでは人外の強さだから。」
そっか。
人外か……。
まぁ龍神って言う如何にも人外っぽいことさせられるんだから今更だな。
「じゃあそろそろノーディアに送るけど良い?最後に聞きたい事とかある?」
なら一つ。
とても大事な事。
「美羽は生きているのか?」
俺がそう聞くと女神さんは何故か嬉しそうに笑い、
「彼女は無事さ。それにそう遠く無い未来でまた会えるかもね。」
そう答えた。
無事なら良かった。
けど遠く無い未来にまた会えるってどう言う意味だろう?
「あ、向こうで最初に会う人は初代龍神だから。彼に鍛えて貰ってね。それじゃあ!君の未来に幸あれ!バイバイ」
あ、ちょ。
そんな矢継ぎ早に言われても理解できないっての。
しかも龍神についてなんも説明なかった。
次会えたら文句言ってやる。
薄れゆく意識の中で女神に悪態をつく俺だった。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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