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パラドクス   作者: ワクテカ
第1章 始まり
5/5

休日

「ん?」此処は何処だ、微かに目をを開けると、見覚えある壁、この感触はベッドの上だな、目を開け頭上を見ると。見慣れた天井がある


「此処は俺の部屋だな」また不思議な夢だった、なんか変な感じだ、とてもリアルに感じた、これで二回目だし、


今は何時だ、4時か、スマホの時計で確認する、カーテンを開けてみても、まだ暗いな、朝4時だもんな、それにしても、眠いな、それに記憶が微妙だ、途切れ途切れで、どれが現実かわからなくなる


とりあえず今日は休みだったな、もう少し寝よう


布団をかぶり、記憶を辿る、刺激と幸せ、確か、そんなことを言ってたな、あいつは、どう考えても神様っぽくないし、年も若いのか、年食ってるのかすら解ってないし、とにかく不思議ちゃんだ、


それにしても今日は休みなんだが、何をしようかな?


特に予定もない、彼女すらいない、行く所はパチ屋ぐらいか、とりあえず9時ぐらいまで寝よう


刺激とか言ってたな、刺激っていったら、女子と合コンぐらいか、あるいは風俗ぐらいだな、それはそれで幸せなんだけどな、ま、いいや寝よ


プルプルプルプル プルプル ブー ブー

スマホのアラームとバイブがテーブルの上で鳴っている


眠いな、とりあえずシャワーでも浴びよう、服を脱ぎ、バスルームに行く


ジャー、ジャーーーー


髪をゴシゴシ洗い、頭の中で考える、今日はどうするか、スロットに行くか、パチンコに行くか、迷うな、最近出ないし、店側は渋い対応しかしてこない、なんとかお金を増やしたい、使える資金もそんなにないから、


シャワーを済ませ、服を着替えて準備万端で、いざパチ屋へ出陣だ


何時も行くパチ屋に向かう、近くのパチ屋は何軒かあるが、大体行く店は決まっている


先ずは、店選びとして、あまり混んでないところだ、混んでる所は出てる所であり、人気があるんだが、好きな台が打てない、プロやら、色々な人がいる、人が集まり過ぎると余計な事に巻き込まれる可能性も高い


結果的に、半腐れ店に行く事が多い、客はまばらで、特に出てる台は少ない、出てる台はレアだ、ただ、好きな台をマッタリ打てる事が唯一の救い


さて、半腐れ店に直行しますか、


「あれは?」右手を見ると優良店に人が並んでいる、新装かな?


なんか、期待してしまう、迷わず、優良店の駐車場に車をとめる


「よっしゃ、やったるで!」

なんかしらんけど、勝てる気がしてきた


少し待つと扉が開いた、やっと入場だ、さて何を打とうかな、とりあえずハイビスカスでも光らせますか!


千円札をサンドに入れて、コインがジャラジャラと出てくる


コイン3枚を投入口に入れて、気合いを入れてレバーを叩く、ハイビスカス点灯でボーナス確定となり、7を狙えば揃うと言う、簡単なゲームだ


「隣よろしいかな?」


誰だよ、お前は?


「えっ?」これってまさかの展開じゃ、


隣に座るのは、紛れもなく、神様を名乗る男性だった、なんでパチ屋にいるの? しかも隣に座ってる


「どうも、」






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