転生したと思ったら、故郷でした。
境遇にはなんの不満もないはずなのに何故か生に執着できないことを自覚している主人公は事故に遭い、目覚めた時には、見知らぬ部屋で見知らぬ姿になっていた。昏睡状態での幻想かと思いながらも新しい生活を送るうちに、彼女は、ずっと希薄だった生きている実感が当たり前のように自分の中に満ちていることに気づく。やがて今いる場所こそが魂が生まれた世界であることを知る主人公が、今度こそ、人生を楽しもうと生きていく話。
ずっと、違和感を感じて生きていた。
2015/03/24 22:00
目覚めると、ベッドの中だった。
2015/07/27 15:51