約束と歓迎 ” 5月1日”
久しぶりにローテーションで深夜投稿です。色々な方に見てもらいたいです。欲望たっぷりのGヘッドです。
ネタって考えるのがとても大変であると思ったこの頃。
えー今後このepisode1の題名を変えたいと思います。ちょっと”GHBと言う名の逃げ場”がしっくりこないので多分センスある名前に変えます。
門川はその後どうしたのであろうか。家に帰ったのか、それとも学校に戻ったのか。
まぁ、あいつの事である。どうせ何もなかったかのように戻ってくるであろう。
そんな事を窓の外の青空を見ながら考えていた。
「おい、柚子木。人の話を聞いているのか」
いつの間にか俺の机の前に立っていた浦部におこられた。この偽体育教師め! 彼女はみんなから”歴女”と呼ばれている。まぁみんな最初に彼女を見た時誰もが体育の先生だと思うだろう。
しかし、彼女は違った。ジャージ姿で、髪を後ろで結んで、腕をいつもまくっている。そんな彼女が社会の先生で本当にいいのだろうか。
一般的に社会の女の先生と言ったら、いつもスーツ姿で、髪を伸ばしていて、メガネ掛けてそうなイメージがある。……と思う。
この頃みんなから、俺の意見は少々普通じゃないと言われているため自信が無くなってきた。
「キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン」
学校のベルがなった。
「はい、じゃあ今日の授業はここで終わりね
次は教科書18ページの所らへんやるから」
歴女はそう言うと授業を終わらせた。
「じゃあこれで今日は学校終わり。連絡事項はないから、掃除は5班ね。んじゃ、さっさと帰んな。後、柚子木と白浜はこれ終わったらわたしの所来てね〜」
そう言って彼女はホームルームを終わらせた。俺と白浜は歴女に呼ばれた為、職員室へ行く。多分、GHBの事であろう。
職員室へ行くと彼女は自分の机で小テストの採点をしていた。机の上にはシンプルにパソコンがドーンと置いてありとても綺麗にまとまっていた。彼女は俺たち二人を見るが否やこう言ってきた。
「お前ら本当に入る気なのか? 勉強とか大丈夫なのか? 」
まぁ彼女がこう言うのも無理はない。この前の課題考査は219人中165位。と少々悪く、白浜も俺ほどではないが、これといって良いというわけでもない。もし、俺と白浜が部活動のせいで勉強タイムが削れられてテストで点数を取れなければ元も子もない。
歴女は結果さえ良ければ全て良しタイプなので、逆に取れないと彼女にぐちぐちと言われてしまう。
すると白浜は、
「大丈夫です。ちゃんと勉強します」
「じゃあ柚子木。お前はどうなんだ? 」
「えっ、俺っすか。俺は……」
正直言って頑張れる自信がない。ただでさえ勉強が嫌いで問題を見ただけで虫酸が走るのに。俺には出来るだろうか。
そんな事を考えている時、白浜はこう言った。
「柚子木くんは大丈夫です! 柚子木くんならやってくれます! 」
白浜はそう言うと俺の方を向いて目を輝かせて見てくる。
やめろっ、そんな目で俺を見るなっ。そんな期待しているような目でみないでくれっ。
その目は”柚子木くんなら大丈夫だよねっ”と言わんばかりの視線を俺に浴びせる。
「まぁ、多分大丈夫です」
……非常にヤバい。出来もしない事を言ってしまった。
すると歴女は
「まぁ本人が大丈夫というなら大丈夫だろう。まぁ私も期待を裏切られたくはないからな」
歴女はそう言ういうと俺の方を向いてきた。
そして俺達二人は結局一ヶ月後の中間試験で130位以内に入る事を条件として入部を許可された。
俺と白浜は”失礼しました”と言って職員室を後にする。そしてGHBへと向かう。
GHBの部屋の扉の前に着いた時、中の方から声が聞こえた。
「ちゃんとしなさいよ。ああっ! そこはもっと上! ちょっと、春之! 漫画読んでないの」
「えー、今ちょうど良いところだからちょっと待って! 」
「春くん〜、ダメだよ〜。新入生来ちゃうよ〜」
中からガタガタと何か作業をしている様な音が聞こえる。……いや、めっちゃ入りづらいし、歓迎の準備をしてもらっているので今入ったら台無しになりそうである。
もちろん、白浜もこの事は分かっているみたいだった。白浜は”あははっ”と苦笑いをしている
結局俺と白浜は30分程作業が終わるのを待った。
そして
「はぁっ、やっと終わった」
「たいへんだったねぇ〜」
と声が聞こえてきた。
俺たちは、やっと終わったかと思い俺たちは扉を開けた。
扉を開けると部員らしき人たちがみんな整列していて、”新入生よろしくね”と書かれた紙がドーンと貼ってあった。
「やあ、ようこそ我々の部活GHBへ」
彼らは優しく俺たちに微笑みかけた。
えー今回は紹介は紹介する人物がおりません。
今回も部員を出す、と言っておきながら出さずに申し訳ありません。
なのでGHBの主な活動を書きたいと思います
主な活動/お悩み相談、青春するために遊ぶなど、
青春とは現実から離れることの出来る数少ない手段!だから青春する!という説得力のない事をモットーとしている。
青春をする事は部活内の人に限らず、部活外も含まれる。つまり、部活外の人も青春をさせるというである。
どの様にさせるのかというと青春の邪魔をしている悩みなどを解消させたりなど様々。