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こんな奴でも青春したいっ‼︎  作者: Gヘッド
episode4.仮面美女が仮面を剥がす時
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砂の城

はい!Gヘッドでぇ〜す!


はい!だんだんとepisode4も終わりに近づいてきています。


ちなみに今は丁度真ん中ぐらいです。


では本編を楽しんでください。

海の家。


焼きそばにお好み焼き、ジャガバターなど様々な物がある。どれも美味うまそうだ。


「柚子木くんは何にしますか?」


「えっ、俺は……じやぁ、この焼きそばで」


「俺はカレーライス!」


「私たちは唐揚げで……」


「えっ?食わないの?」


「だって、金欠だし……」


「じゃぁ、俺が奢るぞ」


俺がそう言うと倉本から「キモい」と言われてしまった。


流石に俺の心が砕けちゃうよ。


しばらくすると注文した品が来た。


どれもこれも美味しそうに輝いている。


俺は焼きそばを口いっぱいに入れた。


美味い!口の中に広がる濃いソースの味!それが麺といい具合に絡み合っていて凄くおいしい!


俺が焼きそばを食べていると、赤石が勝手に俺の焼きそばを持ってった。


「あっ!おい!ずりーぞ!」


取られたらこっちからも取ってやる。


赤石の唐揚げを取った。


うわっ!この唐揚げもまた絶妙な味付けで!美味いな!


「む!私の唐揚げを取ったな!」


「いや、お前だって俺の焼きそばを取ったろ」


「まぁまぁ!そう言わずに。そう喧嘩していると俺が取っちゃうよ」


北瀬は俺と赤石の食べ物を勝手に食べた。


その後、俺が北瀬を処刑した。


「痛い痛い!マジでギブッ‼︎ヘッドロックはキツイって‼︎柚子木マジで!ギブッ‼︎死ぬ!俺が死んじゃう!」


「死ねぃ‼︎」


俺が北瀬を刑に処していると、今度は砂遊びを始める事となった。


まぁ、高校生七人で砂遊び。すごい絵になるな。


「じゃぁ、柚子木くん!そこらへんで横になってくださいませんか?」


「ん?ああ。わかった」


俺は言われた通り、ビーチで横になった。するとみんなが俺にある事をしようとした。


それは砂風呂である。


みんなは俺の体に砂を固めていった。


少し経つと砂風呂は完成していた。


「暑い!砂風呂めっちゃ暑いぞ!」


「そりゃぁ、そうだろう。暑いからいいんじゃないか」


「いやいや、マジで暑いから。じゃぁ、倉本。お前一片入ってみ。蒸せるから」


「いやだ。拒否する」


「えっ?マジで?」


「まぁ、お前なんか置いといて私たちはお城でも作ってようかな」


倉本はそう言うとどっかへ行ってしまった。


俺は急いで砂風呂から這い出てみんなの所に行った。


みんなは砂のお城を作っていたようだった。


白浜は俺を見つけると一緒に城を作らないかと誘った。しかし、俺はそれを断った。俺が作ると、壊れちゃいそうだから。


壊すのは簡単だけど作るのは大変なんだ。


俺はみんなが城を作っているのを見守る事にした。


そこにある砂と海の水を少し使って城の形へと固めてゆく。


そして、砂の城が完成した。大きさは50センチほどと結構大きい。


「完成ですね!」


みんなは喜び合っている。



作るのは大変なんだ。でも、出来た時の嬉しさはハンパない。


砂の城はみんなの手で作られた。でもそれはいつか、崩れてしまう。


何でもやっぱり壊れてしまうものでもある。いつまでも永遠に残す事なんて無理なのである。それに、永遠というものが美しいだろうか?


俺はそうは思えない。永遠なら安心してしまう。だから、一生懸命な姿を見る事が出来ない。


人が頑張っている姿はいつ見ても素晴らしいものである。それはいつの時代でも同じ事である。人が汗にじむ努力をして何かに頑張って取り組んでいるのはとてもいい事だ。


だから、永遠なんていらない。それに、いつか終わりがある方が綺麗である。終わりがあるからある事を成し遂げようとする。その時、生きるという事の強さを思い知らされる。


波が浜辺に打ち寄せる。波によって砂の城は少し崩れてしまった。





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