教師に向いてる
はい!Gヘッドでぇ〜す!チェケラッチョ!
さあ、ここから話が急展開⁉︎な感じです。
まぁ、本編をお楽しみください〜
今日は期末試験一日目。
珍しく俺は早く登校して部室で試験勉強をしていた。
「おう、柚子木。いたのか」
部室に入ってきたのは門川である。
「うわぁ〜。複素数じゃん。懐いわ〜」
門川は俺に勉強を教えてくれた。
……悔しいが、非常に分かりやすい。
「なんか、部長って先生みたいっすね」
「何だ?そうか?」
「ええ、結構教えるの上手いっすよ」
「マジ?俺って教師に向いてる?」
「だと思いますよ」
「……教師ねぇ〜まぁ、それもいいかもねぇ〜」
門川はそう言うと黙り込んでしまった。腕を組み何かを考えているようにも思える。
「部長。そう言えば、あの依頼の件なんですけど」
「何だ?」
「その、いつまでなんですか?」
「……さあ。知らね」
えっ?マジで?そりゃないぜ!
俺と門川が談笑していると白浜が部室に入ってきた。
「おはようございます!」
「おう、白浜じゃん」
「柚子木だ。どうしてこんなに早いんですか?」
「勉強だよ。勉強!」
「あ〜あ。勉強……、でも、もうすぐホームルーム始まりますよ」
「えっ?マジか。ちょっと待ってて。今すぐ行くから」
俺は机の上に出していた教材を鞄の中にしまって部屋を出た。
「おう、じゃぁ、行ってら〜」
門川が手を振って送った。
あんたは行かないのかよ。と思ったが、時間がないので心の中にしまっておいた。
教室に着くとみんな教材を机の上に出して勉強している。今日の座席は 番号順なので俺は必然的に後ろの方になる。
俺が教室に入ってきたと分かるとクラスのみんなが俺を見た。
……えっ?何?何故俺を見る?
俺が席に座ると前に座っていた湯島がこんな事を言ってきた。
妙に深刻な顔つきである。
「あんた、小深さんと付き合ってるの?」
「…………えっ?なんて言った?」
「いや、だから小深さんと付き合ってるのかって?」
「……いやいや、何を言っている。俺があの小深と付き合ってる?冗談にもほどがあるわ。そんな事を言いだす奴なんかこの世にいるのか?」
「だって、小深さん自身がそう言ったから……」
俺はその言葉を聞くと小深の方を向いた。
小深は俺の視線に気付くと俺に手を振った。
その時、俺は理解した。
護衛の役目を。
でも何で?何故俺が小深の彼氏役を?
俺が考えていると湯島が他にもこんな事を言ってきた。
「あと、あんた、海の日に、クラスのみんなで海に行くんだけどあんたも行くの?」
ああ、そういう事ね。
俺はそれを聞くと大体の事を分かった気がした。
分かった気がしただけ……
すると、浦部が教室に入ってきた。
「おい、お前ら席に着け〜」
浦部がそう言うとみんなが席に着いた。
「は〜い。じゃぁ〜、今日から試験だから。まぁ、頑張って〜」
そう、今日から試験。五日の戦争!
この戦いを勝ち抜いてやる!
まぁ、フラグは立ってるけど……。




