中部の化け猫
えーGです。決してゴキではありません。
ちょっと自分が書いていたのを読み返していたら重大事実に直面しました。
なんと社会科見学の事を忘れていたのです。そのため私はある事を考えました。
社会科見学とDVの子を一緒にするのです。多分相当長くなるとは思うのですが、そこだけはご勘弁を。
「…………」
「…………」
「…………」
結局こうなるのね。まぁ助けに来てくれて嬉しいけどこの雰囲気になる事は不可避なのか。
「おい、清戸。お前に聞きたいんだが、何故柚子木だ? 」
「それには答えられないなぁ〜」
「おい。真面目に俺は聞いているんだ。何故だ?」
「……」
清戸は何も答えない。ニヤッとしながら。
清戸が門川の質問にちゃんと答えないため、門川はイラつき始める。
「おい、ちゃんと答えろ」
「えー、答えたくない〜」
「ちっ、きりがねぇ。おい、法前だっけ? お前は何か聞いているのか? この事に関して」
「い、いえ。僕達は何も」
「はぁ、じゃあお前の独断で柚子木が欲しいと」
「うん、うん。そうだよ」
このまま門川が清戸に質問しても意味がないだろう。
「あの、清戸先輩。何で俺なのか教えてくれますか? 」
「うん。いいよ」
あら? あっさり?
「おい! 清戸。てめぇ、俺の時だけ……」
「えー? 聞こえない? 何て言った? 」
「こ、こいつ! 」
うわー。さらにピリピリしてきたよ。
もう帰りたい。帰ってココのお夕食食べたい。
「まぁ柚子木くんが聞いてきたからには答えないとね。じゃあまずは一番の疑問の”何故柚子木くんなのか”についてだけど、僕は柚子木くんを知りたい。そして俺達生徒会の事も知ってもらいたい」
「でも何で柚子木を生徒会に入れる必要がある? 別に普通にしていてもお前らの事はわかるだろ」
「そう、そこで二つ目。柚子木くん。君さ、”中部の化け猫”って知ってる? 」
俺はその言葉を聞いた時、胸が苦しくなった。引きちぎれそうなほど。何故⁉︎ 何でその言葉が今出てくるのだ?
「はぁ、し、知ってます」
「なんだ? そりゃ、柚子木。なんだ? ”中部の化け猫”って」
「そうか、先輩は知らないのか。”中部の化け猫”とは、数年前に中部地方で猛威をふるっていた暴走族「御鬼鰤族」を一夜で壊滅させた中部地方の荒らし屋です」
「で、柚子木くんに質問。君は”化け猫”のなんだい? 」
「え? 」
「だから、”化け猫”どんな関係なんだい? 」
この男は何を知りたいのか? わからない。全くもってわからない。
「おい、お前ら! 少し待ってくれ! 話が進み過ぎだ」
「もう、ガリレオくんは分かりが悪いなぁ。今の話を聞いていてわからなかったのかい? 」
「わかるも何も、いきなり”化け猫”やら、暴走族やら出てきてわかるも何もないだろう」
門川は清戸に質問を色々している。理解ができてないようだ。
しかし、何故今、あの人の名が? 清戸というこの男は何を知っているのだろうか。
「あ、あの。何故、今”化け猫”が出てくるんですか? 」
俺は清戸に聞いてみた。
すると清戸はこう言った。
「だから、ここで交渉だよ、柚子木くん。部費とその理由を君と交換するんだ。部費だけだったら君は乗らないのかもしれないが、君は俺が知っている秘密を知りたいはず。これで対等だ。さぁ、柚子木くん。どうする? 」
確かに俺は秘密を知りたい。だが、GHBも裏切れない。
俺はどうしたら……
今回も書くことはありませんね。
あとたまにちょくちょく中身を変えているので読み返してみるのも良いかと思います。