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機甲女学園ステラソフィア  作者: 波邇夜須
リラフィリア:ワケアリの転入生編
233/322

華國のお姫様-Ztracená Paměť-

聖暦169年3月31日未明。

マルクト神国神都カナン近郊。

暗闇の中、アズルの輝きがあちらこちらで閃き、装騎の足音が、銃声が鳴り響く。

ここはそう、戦場だった。

「まさかこんな時間、こんな場所で戦闘とは……」

そんな戦場を1両のトレーラーが駆けていた。

「リンバイ……私達は大丈夫なのですか……?」

座席に座る色白で黒髪の少女が、どこか焦ったようなメガネの女性シャ・リンバイへと尋ねる。

「ユウ・ハ様申し訳ありません。民間車両の信号を出しているのでマルクト国軍に保護さえしてもらえれば大丈夫、だとは思うのですが」

「……そうですか」

ここは戦場の真っただ中だ。

あちらこちらから流れ弾が飛来し、大地を抉り、爆炎を上げる。

そこに灰色で細身のヘルメシエル型装騎が接近してきた。

「あれはマルクト国軍か? こちら、入国コードK0902。保護を要請したい!」

「コード認証。……諒解したわ。護衛はしてあげるけど時間が惜しいわ。手早く頼むわよ」

バトルライフル・クライシスビートを両手にしたヘルメシエル型の騎使はやや面倒くさげにそう言うと、

「アイロニィよ――戦域内に民間車輌を発見。護衛に……」

トレーラーの護衛につこうとした――――その時だった。

「くっ」

ドヮァァアッジ!!

強烈な爆音。

強烈な衝撃。

強烈な1撃。

咄嗟にトレーラーを庇おうとしたヘルメシエル型装騎だったが、衝撃でトレーラーの一部がひしゃげ潰れる。

「ユウ・ハ様……ユウ――ハ、様…………」

視界が赤く染まる中、リンバイは必死にユウ・ハのもとへと、手を――伸ばした。


12月のクリスマスも終わり、月日はあっという間に過ぎ去っていく。

気付けばカレンダーは聖暦170年の始まりを告げていた。

「年明け早々、華國カコクのお姫様が来国だって!」

「お姫様かぁー。なんかいいよね、お姫様って」

そういうスズメとロコヴィシュカが見ているのは、マルクト共和国の首都カナンで行われているセレモニーの生中継だった。

画面には、観衆に手を振り笑顔で応える、どこか中性的な顔立ちで長い艶やかな黒髪が特徴的な少女。

彼女こそ大陸の東の果てにある王朝、華國のお姫様ユウ・ハだ。

表向きは新たな1歩を踏み出したマルクトと華國の親睦を深めるための来国だとされている。

しかし、“最終防衛戦”に巻き込まれユウ・ハ姫が重篤な状態になったことに対する賠償請求のために来国したのだとも噂されている。

「ふと思ったんだけど」

不意にロコヴィシュカが言った。

「ユウ・ハ様ってちょっとヒラサカ・イザナに似てるよね」

「イザナちゃんに……?」

ヒラサカ・イザナ。

ステラソフィア女学園機甲科でスズメの同級生だった少女だ。

ステラソフィアの中でもスズメに並ぶ実力を持ったスーパールーキーの1人だったが、“最終防衛戦”に於いて死亡が確認された。

「言われてみれば、似てる……ような…………うーん、でも、イザナちゃんだと思ったら笑顔が気持ち悪く見えてきたよ」

「気持ち悪いって……」

「違うよ違う! イザナちゃんってクールでカッコイイ感じだから、ああいう笑い方が想像できないなーって意味で――――」

「うん、ズメちん。分かってるよ」

慌てて説明するスズメにロコヴィシュカはうんうんと頷く。

そんな時、ふとアナヒトが口を開いた。

「アナヒト、生姫様見てみたい」

「今から行けば間に合うかなぁ……?」

「うーん、ビミョくない?」

「見てみたい」

アナヒトの言葉にスズメとロコヴィシュカは頷くと、すぐに外出の支度をし、首都カナンのセレモニー会場へと向かったのだった。

無事に首都カナンへと辿り着いた3人だったが、ユウ・ハ姫はすでに控室へと引っ込んでおりその姿を見ることはできなかった。

「……残念」

がっくりと肩を落とすアナヒト。

「せっかくカナンまで来たんだし、何か食べて帰ろっか」

「いいねズメちん! アナちん何食べたいです?」

「……マーボー」

「お店探してみるね!」

中華料理店での食事を終え、バーリン市まで帰ろうとしていたスズメ達。

「すみません。少し道をお聞きしたいのですが」

そんな3人に見知らぬ少女が声をかけてきた。

首にボリュームのあるマフラーを巻き付け、ニット帽を深めに被る。

その口元はマスクで隠されており、シャープな目元だけが露わになっていた。

「いいですよ。どこに行きたいんですか?」

そんな見た目の少女に対しても、だがスズメもロコヴィシュカもアナヒトも特に怪訝に思う様子はない。

最近、割とこういう服装の女子は少なくないからだ。

「あっ」

スズメと少女の視線が合う。

一瞬、少女の口が止まり――その瞳はスズメに釘付け。

「どうしたんですか……?」

「あ、いえ……」

スズメの言葉にはっとした少女は言った。

「ステラソフィア女学園まで行きたいのです……けど」

そこで少女は視線に気づく。

先ほどからずっとじっと少女の顔を見ているアナヒトの視線に。

「あ、あの……何ですか?」

「ユウ・ハ様」

「!!!!!?????」

アナヒトの言葉に少女は声にならない悲鳴を上げた。

「アナヒトちゃん何言ってるの。ユウ・ハ様がこんなところに居るわけ――」

「ど、どうしてわかったのですか!?」

「……へ?」

アナヒトの言葉を信じていなかったスズメとロコヴィシュカだったが、突然の言葉にテンパったユウ・ハ姫は自分からそう口にしてしまう。

「やっぱり」

「ってええ? えええええええ、本物!?」

「うわ、うわわわわわわわ、どーしよズメちん!!」

驚きの事実の発覚にスズメもロコヴィシュカも一気にテンパる。

「とりあえず、シ――――――!!!!」

「シ――――――!!!!」

スズメとロコヴィシュカはそう言ってなんとか落ち着こうとする。

「そ、それで姫様! いかなる用でステラソフィア女学園へのご訪問をご希望なのですか……?」

「楽にして構いません。これは私の個人的な用ですし、私の正体が周囲に漏れることは何としても避けなくてはなりませんので」

必死に敬語を使おうとするスズメに、ユウ・ハ姫はそう制した。

「実は……その、私がステラソフィア女学園を訪れたい理由、なのですが」

どこか言い辛そうに視線を右往左往させるユウ・ハ姫。

だが、スズメとロコヴィシュカ、アナヒトの目を見ると小さく頷き口を開く。

「実は私には過去の記憶がないのです」

聖暦169年3月31日の“最終防衛戦”に巻き込まれ負傷したユウ・ハ姫。

彼女はその時に頭部を負傷しており、結果、それ以前の記憶を全く失ってしまっていたのだ。

記憶を失くし、目を覚ましたユウ・ハ姫。

彼女に従者であるシャ・リンバイが知らせたのは「自分が華國の姫君ユウ・ハだということ」「マルクト神国への訪問中、戦闘に巻き込まれ怪我を負い、記憶を失ったこと」その2つ。

「以前、テレビでこのカナンの映像を見たのです。その時、私の中に不思議な気持ちが沸き上がってきまして――リンバイに無理を言って今回の訪問を許していただけたのです」

「それじゃあ、ユウ・ハ様は無くなった記憶の手掛かりを探すために来たんだ」

「はい」

頷くユウ・ハ姫に、ロコヴィシュカが不思議そうに言った。

「でも、ユウ・ハ様は華國のお姫様ですよね。それなら、華國の方が手掛かりは沢山あるんじゃないのですか?」

「かつての私が残した日記を読んだりしたのですがサッパリで……リンバイ――私の従者もあまり過去のことを話してはくれませんし」

「その従者さんは姫様に記憶が戻ってほしくない、のかな……?」

スズメの言葉に、ユウ・ハ姫は僅かに顔を俯かせる。

「記憶を失ったお姫様……その記憶を戻したくない従者――これはアレだよズメちん!」

話を聞いていたロコヴィシュカが何かに気づいた。

「その従者さんは無知な姫様を裏から操り国のトップに――」

「リンバイはそのような人ではありません!!」

ユウ・ハ姫の言葉から、従者リンバイはかなり信用されているよう。

「ロコちん言い過ぎ! 失った記憶があまりにも辛いからかもしれないよね!」

慌ててそうフォローするスズメに、ロコヴィシュカは「言い過ぎた」としゅんとなる。

「姫様がそれだけ信頼できる人なら、きっとそういう、優しい理由があるんだよ!」

「そういう理由があっても……私は、過去の記憶をどうしても取り戻したいのです。その為には少しでも気になることは調べたい……なので、私はステラソフィアへ行きたいのです」

ユウ・ハ姫の一族が治める華國は、名前の通り華やかさのある文明を築き上げている。

しかしその反面、その国の長き歴史の多くは反乱と革命、侵略と被征服で何度も揺らぎを見せていた。

ここ最近の華國も歴史の例にもれず不穏な動きが多く、君主が少しでも隙を見せれば即座に討たれかねない状況。

そんな中、次期君主への候補となっているユウ・ハ姫は何も知らない悲劇のお姫様のままではいられないと、彼女はそう考えていた。

「そうであれば、ステラソフィア女学園まで案内しましょう! ね、ロコちん!」

「はい! あのユウ・ハ様……さっきはすみません…………」

「いえ、アナタなりに様々な可能性を考慮してくださったのでしょう。何があるか判らない時代です」

「……れっごー」

スズメ達は機関車に乗りステラソフィア学園都市へと向かった。

ステラソフィア学園都市についたスズメ達はユウ・ハ姫を連れステラソフィア学園都市の主要スポットを見て回る。

「この学園は、機甲装騎を中心にした学業が盛んなのですよね」

「はい。だから“機甲女学園”って呼ばれてるんですよ!」

スズメの説明を聞いたユウ・ハ姫は言った。

「私にも、装騎戦ができるでしょうか……」

「姫様は装騎に乗ったことは?」

「乗った記憶はありませんが――動かし方は、分かります」

記憶喪失とはいえ、記憶には様々な種類が存在する。

彼女の言動から、ユウ・ハ姫の中には装騎の操縦方法は知識として備わっているようだ。

「ってことは、前に装騎を動かしたことがあるのかもしれませんね……わかりました、バトルをしましょう!」

と、言うことでスズメとユウ・ハ姫の装騎バトルが始まった。

普段通り愛用のスパロー・パッチワークを駆るスズメに対し、ユウ・ハ姫が選んだ機甲装騎はヘルメシエル型装騎。

その手にはストライダーライフルとウェーブナイフが握られている。

「とりあえず、軽く始めてみましょう! サエズリ・スズメ、スパロー……行きます!」

「行きます……っ」

先手を打ったのはユウ・ハ姫だった。

右手に構えたストライダーライフルの銃口を、正確に装騎スパロー・パッチワークへと向けると発砲する。

「正確な射撃!? 姫様は……もしかしたら凄腕の騎使なのかも」

「止められません……っ」

驚きの声をあげながらも、スズメは一気にユウ・ハ姫のヘルメシエル型へと接近。

その右手にチェーンソードを構えると一気に薙ぎ払った。

ギギギギギギギギイイイイイイイイイイイイ!!

鋭いチェーンソードの一撃を、だがユウ・ハ姫が左手に持ったウェーブナイフで受け止める。

「この感じ……!」

「懐かしい、です」

装騎スパロー・パッチワークが放ったレーザーキックブレードの回し蹴りを紙一重でかわすと、ヘルメシエル型はストライダーライフルを発砲――しようとしたその時だ。

ヘルメシエル型に背を向けた装騎スパロー・パッチワーク背後のブレードウィングが稼働し、ユウ・ハ姫のヘルメシエル型の体を切り裂かんと、クワガタムシが敵をそのハサミでつかみ取るようにその刃を閉じた。

「スパローには、こんなギミックが……」

ユウ・ハ姫はヘルメシエル型を一気にひかせると、ストライダーライフルの銃撃を地面に向けてたたきつける。

銃弾に削られ一気に埃が舞い、まるで煙でかき消されたように互いの視界が阻まれた。

「行きます!」

その煙を突っ切るように、装騎スパロー・パッチワークが飛び出してきた。

「来た……!」

だが、その動きをユウ・ハ姫は予測済み。

装騎スパロー・パッチワークとユウ・ハ姫のヘルメシエル型装騎が交差するその瞬間。

ユウ・ハ姫のヘルメシエルはゆらりと、そよ風を起こすように身を揺らし、装騎スパロー・パッチワークの横を通り過ぎた。

その動きにスズメは驚愕する。

装騎スパロー・パッチワークとユウ・ハ姫のヘルメシエル型が背中合わせに立ち尽くす中、装騎スパロー・パッチワークの左腕が地面へと落ちた。

スズメはその技に見覚えがあった。

「カマ、イタチ……! イザナ、ちゃん?」

「思い、出した……」


「リンバイ、これはどういうことなの?」

記憶の戻ったユウ・ハ姫――ヒラサカ・イザナはユウ・ハ姫を探しにステラソフィアへと着いたシャ・リンバイへと詰め寄っていた。

「ユウ・ハ様――いえ、ヒラサカ様。記憶が、戻ったのですね」

リンバイの言葉からは、すべての事情を把握した上で記憶を失ったイザナを姫として扱っていたということが分かる。

「リンバイさん、どうしてイザナちゃんをお姫様に……?」

そう尋ねたのはスズメだ。

今の今まで自分以外の機甲科生は全員死んだのだと――そう思っていたスズメ。

そして、その疑問はその場にいる誰もが抱いているものだった。

「分かりました。お話ししましょう」

それは“最終防衛戦”と呼ばれるステラソフィア機甲科が壊滅的打撃を受けたあの戦い。

華國から極秘でマルクト神国へ訪問中だった姫ユウ・ハと従者シャ・リンバイの乗るトレーラーは戦闘に巻き込まれてしまった。

2人の乗るトレーラー近くに着弾した流れ弾。

その結果――本物のユウ・ハ姫はその命を落としてしまった。

「その時、私達の護衛についてくれたのが――」

「私ね。私はアナタ達の乗るトレーラーを庇って砲撃を受けたわ」

「はい。ですがユウ・ハ様を助けることは叶いませんでした……生き残ったのは私と、そして貴女」

トレーラーを庇おうとまともに砲撃を食らったイザナは、その時の衝撃で頭部を損傷。

朦朧とした意識の中で、コックピットを開放し、外へと這い出た。

その時、同じように破壊されたトレーラーの中から這い出てきたリンバイと、イザナは出会ったのだ。

「ヒラサカ様を一目見たとき――私は思いました」

ユウ・ハ様と瓜二つだ。

リンバイはユウ・ハ姫の死体を装騎アイロニィのもとに“ヒラサカ・イザナとして”置き去り、かろうじて生きていたヒラサカ・イザナをユウ・ハ姫として保護した。

その後目を覚ましたイザナは都合よく記憶を失っていた為、ユウ・ハ姫だと思わせるのは容易だったという。

「私達の國には――――私にはユウ・ハ様が必要だったのです! 慈悲深く真摯なユウ族の光。ユウ・ハ様という光が華國から消えれば、間違いなく我々の國は揺らぎ、混沌の中へと叩き込まれてしまう! 私は、それを防ぎたかった――私の敬愛するユウ・ハ様の為に!!」

「だから、そっくりなイザナちゃんを姫様に……?」

「はい。ユウ・ハ様が死してもそれを受け継げるような方を、華國の君主へと至らせることができたら……それは簡単なことではありません。ですから、ユウ・ハ様に瓜二つのヒラサカ様という存在と、偶然の邂逅には運命を感じました。ですが、もう……」

「なるほどね。分かったわ」

リンバイの言葉にイザナは頷く。

そして言った。

「リンバイ、國に帰るわよ」

「イザナちゃん!?」

「ヒラサカ様!?」

イザナの言葉にスズメ達は驚く。

だが、それ以上に驚きの声を上げたのはリンバイだった。

「貴女様は私の勝手な思惑の為に利用されていただけ――貴女様には貴女様の帰る場所が」

「アンタ達の國の腐りきった現状を見て、黙って家には帰れないのよ。あんなイライラする國、私が立て直すまでわね」

「まさかこのままユウ・ハ姫として、皇帝の後を継ぐおつもりなのですか!?」

「あたぼーよ! 良い? 私は人に従うのが大っ嫌いなの。利用されるのもね。今まで利用してくれたお礼、たっぷりしてやるわ」

それがイザナの決心。

ユウ・ハ姫として過ごした8か月ほどの期間――その中で芽生えたユウ・ハ姫としての気持ちと、イザナ元来の気持ちとが反応し合った結果の思いだった。

「イザナちゃん……本当に、華國のお姫様になっちゃうの……?」

スズメの問いにイザナは首を縦に振る。

「スズメ、ゴメンね。でも、私は受け継がないといけない気がするのよ。ユウ・ハの――意思を」

翌日の朝――ヒラサカ・イザナは従者のシャ・リンバイと共に“帰国”した。


わたしは人の笑顔が大好きなのです。

この世界に住まうすべての人々が笑顔になる、そんな時代が来るのは夢物語かもしれない。

ですが、わたしは一人でも多くの人を笑顔にできる、そんな君主になりたいのです。

その為にわたしはマルクト神国を訪ね、歩み寄り、より多くの人が笑顔になれるきっかけを作りたい。

そう思い、今回のマルクト行きを決めたのです。

聖暦169年3月30日付けのユウ・ハ姫の日記より一部抜粋。


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