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機甲女学園ステラソフィア  作者: 波邇夜須
ステラソフィアの日常:てんてこ編
116/322

そろそろ夏休み!

「そういえば、もうそろそろ夏休みね」

ある日の放課後、サリナがポツりとそんなことを口にした。

「だからよー!」

「え、そうなの!?」

「へぇ……」

その言葉に三者三様の言葉を口にするイヴァ、スズメ、イザナの3人。

「夏休みかぁ……夏休みっていつからいつまでなの?」

「ステラソフィアの夏休みは確か……7月18日から8月31日までね」

「じゃあ9月1日から再開なのね――」

そう言うイザナに、サリナが頷く。

「夏休みはみんなで遊びに行きたいわね」

「プール行きたいさー!!」

「良いね、プール!」

「プール? ――水着。スズメの、水着!」

それぞれがそれぞれの盛り上がりを見せる中、4人で夏休みの計画を立てることになった。

「休みはスズメちゃんとイヴァちゃんは実家に帰るつもりなの?」

「そうだなぁ、1週間くらいは帰ろうかなって思ってるかな」

「イヴァもそれくらい帰るつもりばーよ」

スズメもイヴァも地方の出身――こういう機会でもないと家に帰れない。

なので、2人とも少しの間は実家へと帰るつもりのようだった。

「スズメの実家――――私もご両親にご挨拶に行きたいわね」

「ご両親にご挨拶って……」

「みんなで来る? って言いたいけど何もないしなぁ……個人的にはイヴァちゃんの実家行きたいなぁ」

「イヴァちゃんの実家って観光地だものね」

「そうさ! 湖が綺麗で人気のスポットであるわけよ」

「バラトンだっけ……」

「そうさー」

イヴァの出身地であるバラトンは綺麗な湖が人気のマルクト国内でも屈指の観光スポット。

暑さが増してくるこの時期、もうすでにバラトンの湖は観光客で大盛況だろう。

「それで、2人ともいつごろ帰る予定なの? それが分かれば予定が立てやすいから……」

「うーん、帰るときは装騎に乗って帰ろうと思ってるし、いつでも良いんだけど」

「予定を立てて空いたところで帰るさー!」

「そうだ、今度みんなで水着を買いに行きましょう。この前、可愛いお店見つけたのよ」

サリナの提案に、一同頷く。

「そういえば、ステラソフィアも夏休みに宿題って出るのかしら――?」

「あー……そういえばサヤカ先生は出すって言ってたような気がするわね……」

「みんなでやれば問題ないですよ!」

「だからよー!!」

夏休みももう近い。


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