プロローグ[零]話
皆さんこんにちは、そして初めまして。
鬼無里という者です。初投稿です。
なのであまり期待しないで下さい。
更新は遅くなると思いますがどうぞよろしくお願いします。
神様というもの本当にいるのなら、会って言ってやりたいことがある。
「どんだけお前は人間に対して不平等なんだよおぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
取り乱してしまい非常に申し訳ない。
僕の名前は、樹里哉夢 (きざと さいむ)
霧ヶ峰高校二年の男子高校生だ。はっきり言ってしまおう、僕には才能といわれるものが一切無い。テストはいつも平均点前後、運動神経もいつも平均値だ。口がまわるわけでもなく、悪知恵も使えない。身長も体重も顔まで平凡だ。
モテたこともない。
今まで付き合った彼女には、
「……ハッキリ言ってつまらない。」と言われて振られ始末だ。
だから僕はこう考える樹里 哉夢の世界はくだらない面倒な世界だと。
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ここは、公立霧ヶ峰高校である。この学校は国家が軍人を育てることを目的に創設した高校である。
だがここで育てられるのはただの軍人じゃない。常人とは異なる能力を持つ者……つまり異能者を作り出すのがこの学校の目的であった。
それは昔の話であり、今は軍人だけでなく色々な職業選択ができるようになったが、異能のカリキュラムは続けておりエリート高校としてその名が知られている。
霧ヶ峰高校ではこの異能の力の才能にランク付けされる。
上からS・A・B・C・D・Eの六つの階級に分けられそれぞれによってクラスが異なり、設備や待遇も変わる。
つまりは才能が全ての世界であった。
お粗末さまでした。
誤字脱字等がありましたら指導の方をよろしくお願いします。