Battle 3 konoha075@yokohama[5]
何故? 何故出て来ない?
このまましばらくの間、沈黙を続けるつもりだろうか。
ここで誰かが横槍レスをしたなら、そこからがkonoha075@yokohamaの出番だと言うのか?
―どうするよ? 美優。さあ、どうするよ? yozakuraminminよ!
「構わんかったらいいやん」
「え⤵︎」
ズッコケた(死語)。
この巨漢女め。折角私も気持ちを高めているというのに。
確かに、確かにそうなんだけど、構わずにいられないのは範子だって一緒なはず。
それなのにこの女は、ひと言のもとに私を否定してくる。アンチと同じだ。
腕を上げたじゃねぇか! アンタこそMTG向けの人間だよ。
rin-popo:
「> kohji-yashiro215 私の両親とのやり取りの中で「私と彼が結婚する事になりました」という報告をしました。この時彼は私達の家族ではありません。したがって私の両親にとっては“娘の結婚”即ち私目線で言うと「私の結婚」が決まった事になるじゃないですか」
kohji-yashiro215:
「> rin-popo じゃあ、「私」のことを、喜んで、くれたのでしょう?」
rin-popo:
「> kohji-yashiro215 私達です。「あなた達2人によ。彼にもおめでとうって言ってあげてね」って、両親から言われたんです」
kohji-yashiro215:
「> rin-popo なぁんだ、ただの、お惚気かよ。だったら、私達って 言ってよ」
rin-popo:
「> kohji-yashiro215 お惚気? 私のフォロワーさんに報告なんですけど。あと、結婚なんだから「私」って言ったって「私達」の意味で、それぐらいは言わなくても普通の人ならわかるはずです」
kohji-yashiro215:
「> rin-popo 説明が、なければ、わかりません。よ? ちゃんと説明、して、ください」
ああ、誰か制裁を…kohji-yashiro215に制裁を!
「サクラぁ、放っといたらぁ?」
「放っとける? こんなクソオジ、放っとけるん? rin-popoさん、幸せねんで。幸せな報告やのに、こんなクソおじのせいで…この人、メンタルやられるんちゃう?」
何だ私。正義の味方のつもりか? だけど、これは許せない。人として、ひとりの人間として、このようなクソおじは許せない。
「退治して儲かるん?」
―この女も退治したい。
「儲かるとか儲からんとかの話ちゃうねん! 幸せになろうとしてる人が、こんなSNSにスレを立ててしまったがためにクソオジに捕まって苦しんでるねん! アンタ、それを儲けの話に持って行くって…アンタも」
「こんなSNSなんかで報告するしやん」
―あ、ああ…。
「アンタもクソや」と言いかけたところで、ど正論を叩き付けられた。
だけど、だけど我慢の限界だ。
そして私は、禁断の“横槍レス”に走ってしまった。
yozakuraminmin:
「> kohji-yashiro215 いい加減にしてください」
しかし、事は予想外の方向へと動き始めた。
konoha075@yokohama:
「>yozakuraminmin 他人が入り込めば、余計に拗れます。貴方は黙っておけ」
「わ、私??? コノハのターゲット、私ぃ???」
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