北海道ラリーその2
レース6北海道ラリー夏の陣その2
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「スタート!」
アクセル全開でスタートした
「セレナ!ガイドして!」
「函館 七重 北斗は一般自動車が走れないよう封鎖されてますなのでバイパスに早く乗れる様近道をしましょう!次の山岡家というラーメン屋の後の信号を左に曲がり国道227号に!」
「オッケー掴まって!」
そう言うとハンドルを名一杯切り出しドリフトして交差点を曲がった
「そのまましばらく真っ直ぐです!」
「オッケー!」
その時フロントウィンドウに雨粒がつき始めた
「雨か何か不吉だなぁ」
「そうですね、、、あっ!まもなくモスバーガーが見えます、その先の焼き肉屋の先のすき家の前の交差点を右に」
「オッケー!」
セレナとアクアの乗ったカウンタックは速度を落とす事なく交差点をドリフトして曲がった
「セレナ!バイパス入ったら天気の確認とブレビスに連絡してちょうだい」
「はい! あっ!この先の大きな交差点を左ですその先真っ直ぐ行ったらバイパスの入り口がありますので茂辺地方面に進んでください!」
「オッケー!そこだね!」
バイパスに入りとりあえず落ち着いた
無線機でブレビスと連絡を取る
「ブレビスさんこちらはセレナです 私たちは北斗市の七重浜から茂辺地方面に向かいバイパスに入りましたそちらの状況はどうですか?」
「おぅ!こっちは大沼あたりだ!それより雨足が強くなって来ているから気をつけて天気予報さっきからラジオで聞いているけどこの先かなりの大雨になるらしい特に日本海側は、、、だから気をつけて後木古内から一般車と一緒に走る事になるから事故だけはしないでな!じゃあ何か有れば無線機で連絡してな じゃあ切るぞ!」
「はい!」
「大雨になるって言ってたね」
「はい、、、」
「嫌な予感がする、予備ルートを探して」
「分かりました」
バイパスを降り木古内を過ぎたあたりから雨が強くなり次第に雷が鳴り響き始めたので道の駅知内で休憩とブレビスたちに連絡を取った
「こちらはセレナです応答願います」
無線機の様子がおかしい
「こちらセレナです聞こえてたら応答お願いします」
「、、、こ、らコナで、ど、ぞ」
無線の声がこれきり途切れた
一方その頃ブレビスたちは森町の道の駅で休憩していたところ
「無線切れてしまいました!ブレビスさん」
「うーん、、、コナはセレナたちと交信を繋がったら俺に声をかけてくれ」
「はい」
「アコード!今始まって何時間だ?」
「はい!約、、、1時間です」
「って言うことは行けたとしても木古内過ぎて知内あたりあそこは山道、、電波の届きにくい場所だけどそこで連絡するとは思わない、、、多分アクアは知内にいる」
「どうしますか?」
アコードが問う
「とりあえず合流地点の三本杉に行くぞ!コナ!連絡は?」
「今のところ、、、」
「わかったとりあえず行くぞ!コナは引き続きセレナに繋がるまで連絡を」
「分かりました!」
開始早々不穏な空気が立ち込めてくるチームrising pistonだ一体この先どうなることやら、、、