レース5 北海道ラリー
レース5北海道ラリー夏の陣その1
いよいよ当日、ラリー会場となる函館駅前に転送された
函館駅前にはさまざまなカスタムカーやカスタムバイクが並んでいる
会場に転送されて外がざわつき始めた
「おい、あれカウンタックじゃないのか?」
「あっ!本当だ!!」
「でもエンジン音しなくないか?」
アクアとブレビスたちはチームのスタンバイ場所に到着し最後の点検を行う
「アクア、カウンタックの充電しとけ、後今日は長旅になるからセレナとルート確認をしておけ」
「分かったこれから10日間大変だと思うけど宜しくね」
「もちろんだ!なぁ!」
「はい!」
コナとアコードたちの気合いが増す
???「随分とボロい車だな!」
「あぁ?!」
ブレビスが怒ってそう言うと彼は微笑んで言った
「そんな車じゃ俺のアウディR8に勝てねーよ!棄権しな!」
「なんだと!」
「ブレビス!」
アクアに止められて怒りがクールダウンしたあとアクアに耳打ちした
「アクア、あいつには負けるなよ!」
「もちろん」
「俺の名前はAだ!覚えておけ!優勝するのは俺だ!」
「A」
アクアが大きな声で呼びフランス語で言った
「La victoire est à moi「私が勝つ!」」
そう言うと馬鹿にした様に
「Ne tombe pas malade「調子に乗るな馬鹿が!」
そう言ったのちアクアは小さい声で
「ecraser「潰す!」ブレビス絶対勝つぞ、」
「まもなくレースがスタートいたします選手の皆様スタート地点にお越しください」
アナウンスが鳴り響く
アクアとセレナがカウンタックPHEVに乗りエンジンをかけた
「あ!アクア!忘れた!これ」
と言い無線機ととある馬券を渡した
「この馬券は?」
「ハルウララって言う競走馬の馬券さこの馬はずっと負け続けて馬券が当たらないって言う所から「車が当たらない」と言う事で交通安全のお守りになったのさ」
「ありがとう!」
離れていくアクアとセレナの乗ったカウンタックを見送った後車に乗り込む
その頃セレナたちのカウンタックでは
「アクアさんもう一回ルート確認です。北斗追分インターチェンジから国道228号のバイパスで茂辺地までそれから追分ソーランライン沿いに進んで下さい」
「オッケーわかった!」
「それではカウントダウンを開始します」
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
「スタート!」