レース4 改造ラリー練習
レース4改造 ラリー練習
「それでねアクア電気自動車改造の件だけど」
「うん」
「この車を電気自動車に改造してもせいぜいアコードやコナ セレナの持ってる電気自動車の半分以下しか走れないんだ」
「えぇ!じゃあどうすんの?」
「だから小さいエンジンで発電や充電をして走らせるシリーズハイブリッドをベースに外からも充電できるようにするプラグインハイブリッド車に改造しようと思っているのだけどどうだ?」
「良いね!それ」
「そうと決まれば!設計図は出来てるから早速製作しよう!コナ!アコード!」
「はい!」
こうしてカウンタックの改造は始まった
「アクアとセレナ君達は運転とガイドの練習してなここは俺たちに任せて!」
「わかった!」
「ありがとうございます!」
「じゃあセレナ!行こう!」
「あ、あのアクアさん提案なんですが」
「え?」
「このラリーの車は左ハンドルですよね?なので私のテスラも左ハンドルなので私の車を使って見ませんか?」
「良いの?ありがとう!」
「じゃあ行って来ます!」
「行ってらっしゃい!」
車に乗り込んで操作の説明をした後恥ずかしそうに言った
「あのぅ私ガイドをするのに紙のマップじゃ使いづらいのでタブレットが欲しいのですが良いですか?」
「オッケーじゃあ案内して」
「分かりましたでは、、、」
車が出て行く
「よぅし!アクア達も出て行ったことだしうちらはうちらで作業するぞ!」
「はい!」
「先ずエンジンとミッションを取り払うぞ」
そして作業は順調に進んでいた
「よし!あとはエンジンを取り付けるだけだ!慎重にな」
「はい」
「オーライオーライよし!残りはビス留めと配線だな!後一息だ!頑張れ!」
「はい!」
そして、、、完成した
「頑張ったねお兄ちゃん!」
「お前もな」
「待て!喜ぶのは早いぞ、試運転が終わってからだ!」
「そうでした」
「試運転してくる1時間程開けるぞ留守番頼んだあっそうだ!電気自動車の充電プラグ台数分買ってきたから配線しといてくれ!あとその充電コードはお前達にプレゼントだ!」
「ありがとうございます!」
2人は嬉しそうに頭を下げた
車に乗り込みブレビスは試運転の準備を進めている
エンジンを始動するためセルモーターを回すドキドキしながらかかれと願うそしてけたたましいエンジン音が鳴り響く
「やった!かかったぞ!」
3人から歓声が上がった
「じゃあ試運転行ってくる!」
「行ってらっしゃい!」
試運転も無事に終了し本格的にラリーの準備が整ってきた
「あとはイベントの告知を待つだけだな!」
「はい!!」
その夜イベント告知がありチーム全員で作戦会議を行った
今回のイベントは北海道を舞台にした10日間のラリーでスタート地点は函館駅前でそこからスタート北海道のさまざまところにチェックポイントがありそこに1番早く到着したチームには100ポイント2番目は90ポイントと10ポイントずつ引かれていく9番目以降は10ポイント固定となるその合計ポイントを競う
ルールとして
チェックポイントでは1時間程休息を取ること
チェックポイントやルート選択は自由ただし高速道路はなしだがバイパスや無料の自動車専用道路はあり
車はレース用1台と何かあった時のバックアップ用の計2台で挑む
レース用の車は指定された町のガソリンスタンド以外での給油が禁止ただしバックアップ用の車は給油が自由でもしレース用の車がガス欠になった時用に10リットルのガソリン又は軽油が支給される
ゴールチームの上位3チームが入賞する
「ルールは大体理解した」
最初に口を開けたのはブレビスだった
「これはブレビスさんの提案が生かされますね!」
コナが言う
「とりあえず1日目はどこまで行く?」
アクアが問う
「さ、札幌は超えたいですね、、ど、どうでしょうガイドである私の提案なんですがとりあえず道南を抜けるルートを考えました他のチームはチェックポイントの多い太平洋側を通ると考えられるのでここは確実に高いポイントが獲得出来る日本海側を通りましょう最初の給油ポイントの八雲町は2つの海を持つ町として有名です。なので日本海側の熊石で給油しましょう太平洋側の国道5号線は渋滞が予想されますあと日本海側にはチェックポイントの松前城と三本杉があります。松前で1時間動くことが出来ないので松前で充電して八雲の熊石で給油 それから三本杉にいきまして三本杉で1時間充電そこから国道230号線を通り太平洋側へ、、、どうでしょうか?」
「いいね!ありがとうセレナ!」
「じゃあ俺のCX8をバックアップ用の車にしてコナとアコードを乗せて運転するわ でさ俺たちは国道5号で三本杉に先回りして待ってるから当日は三本杉で合流しよう」
「オッケーわかった」
「よっしゃ!おおまかな作戦が決まったな!後は当日を待つだけだな!」
「よし!チームrising pistonエンジン始動!」
「おぉ!」