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存在

作者: ピカソ


自分は何の為に生きている


自分の人生ははたから見てもつまらない。

何をやっても続かない、何のやる気も起きない。つね日頃から働かざるして生きていく方法を考え、お金がどこかに落ちていないかとくだらない事を思いながら生きている。

たまに自分はこのままで良いのかと思う時もあるが、次の日にはすっかり忘れて死んだような顔で電車に揺られながら仕事に向かう。

仕事では毎日理不尽に怒られ、馬鹿だアホだの罵られる日々。家に帰ってもおかえりと言ってくれる人もいなければ、ただいまと言う事もない。

そんな毎日を自分は何の為に生きているのか。



小さい頃の夢は料理人だった。理由はただ単に食べるのが好きで、カッコよかったから。こんな事を言えば飲食関係者の人に怒られるかも知れないが、今考えればチンケでしょうもない理由だ。

しかしその夢は変わることなく、高校を卒業した。高校は親に高いお金を払ってもらって岡山の私立校に行かせてもらっていたが、今となっては少し後悔や後ろめたさがある。今はパン屋で働いていて何とか飲食関係の仕事をしているが、この仕事はただ単に「面白そうだな」と思って始めた。


今、自分は何をしているのか。

10年後、20年後一体何をしているのだろうか。

そんな事は神様も分からない。

夢や野望だけいっちょ前にあって、その為の努力は何もしない。

自分は本当にダメな人間である。


自分は何の為に生きている

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