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向かう君

作者: 人間詩人
掲載日:2020/11/24

君は

長い 長い 坂道を

登っているんだね

吸う息よりも

吐く息のほうが多くて

休憩したくなるだろう

しかし止まれば

ずるずると下がってしまうから

止まれないんだね

偶然にも湧き水を

見つけて

飲もうとするが

ほんの一瞬でも

止まれば

ずるりと下がってしまうから

わずか一滴しか

飲めないまま

登って行くんだね

はるか先の頂上など

見える訳などなく

からからに乾いた

喉と

からからに乾いた

全身

いまにも干からびそうだけれど

ちゃんと動いているよ

ちゃんと登っているよ

いつかは

いつかは

頂上にたどり着くんだよ

君の振り絞る

力の偉大さを

見ているからね

もう少しだよ

もう少しだよ

そのとき風が一瞬だけ

横切った

休憩の汗が

まるで宝石のように

輝いて見えたよ

君は向かうんだね

あの頂上まで

いつか

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― 新着の感想 ―
[良い点] うわぁ〜。 この詩素敵ですね。 本当に素敵です......。 今日も良い詩を、ありがとうございました!
2020/11/24 18:17 退会済み
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