頼りにするのは、自分を含めて、みんなとね
ダム…………ダム………
キュッ キュッ
「行くぞーー」
選手の声と床に擦れる足、ドリブルの音。
バスケの練習試合とはいえ、地域の体育施設を借り、相手が強豪ともなれば緊張もハンパではない。
相場達の試合の相手は、県内でベスト4の常連校。
今年は優勝候補とも言われるチームだ。そんなところからの練習試合。
シュパァッ
「おーーっ!これで20-4。第一クォーターにして、もう決まりだなっ!」
当然のように、フルボッコに遭っている。試合が始まって15分で、こんなにも差がついた試合をしたのは初めてであった。
相手は優勝候補。こっちはまぁ、普通程度の高校だ。
「タイムアウト!」
ただ間をとるにしかならないタイムアウト。
選手達が集まって、開口一番に言う事は
「ズルイだろ!あんなデカイ留学生!」
「2m12cmのCってなんだよ!?」
Gを務める相場と、SGを務める舟が同時に、相手選手の中でどーにもならん、留学生選手について、文句を垂れるのであった。
「上からパスを通されるっつーか」
「あいつがボールを持ったら、もう得点決められるし!」
相場も舟も、170を自称する程度の身長だ。
その2人より背の高い、PFとCは
「世の中にはあんなにデカイ人がいるんだね」
「俺が見上げるもん」
身長180台を超えている、四葉と坂倉は文句より相手に関心するところが多かった。普通程度の高校に185センチ以上の坂倉がCでいる限り、高さで困ることはそうないと思っていたが。
「俺がジャンプしてもシュート防げねぇ。初めての経験だ」
「くそーっ!マジであの留学生を止めないと、100点ゲームされるぞ!」
「つーか、相場。お前、まだ勝つ気でいるのか?俺はやる気失せ始めたわ」
「はっはっはっ。相場の方が負けん気があるから、G向きだよ」
まだ第一クォーター。16点差は確かにヤバイが諦める時間ではない。
でも、
「どーいう負け方をするか、今の内に決めておかないと後悔するよ」
「………俺は練習試合でも100点ゲームだけは嫌だぞ!四葉!坂倉!お前等、観客の中に川中さんと迎が来てるんだから、恥ずかしいまま終われねぇだろ!」
「お、おう!」
気持ちを立て直すだけで精一杯。でも、短いタイムアウトでこの点差から戦う気を作れることは非常に弱いながらも、強いところであった。
作戦もクソもなく、ただただ試合に集中するだけが精一杯。
「いくぞーー!一本!」
「OH!」
「マーク甘いぞー!」
試合開始からすぐに、相手の留学生選手に坂倉と四葉のダブルチームで当たったが、まったく留学生を止められない。彼がゴール前に入ったところに、止めようのないパスを出され、ブロックができないシュートが決まる。
相手チームは留学生を使った、とっても簡単な得点パターンを相場達に試している。ちゃんとした練習試合として見ている。一方で、相場達はとてもガムシャラに練習試合をしている。ただ勝つためにやっている試合。
パァンッ
「ナイスパス」
っていうか、俺達は何もブロックができないんだけど。
シュパァッ
「ナイッシュー!いいぞ!」
「その調子その調子!」
22得点目。
相手チームの得点源はこの留学生であり、すでに16得点目。あの身長もあって、オフェンスリバウンドもされる。(っていうか、ミスシュートがパスみたいなもんだよ)
「くそーー!またやられたぁー!俺ができないダンクじゃねぇから良いけど!」
悔しがる相場に少しホッとする選手達。あーいう姿がなければ、もっとやられている。悔しいという気持ちを高めさせられる。でも、それだけじゃどーにもならない状況。
ディフェンスは相手のパスミスで抑えるしかない。そして、こちらのオフェンス時。
あの身長がゴール下にいるのだから、リバウンドもとれない。ブロックもされる。
さらにゾーンを敷いてのディフェンス。中に入るのは、キツイ。
「四葉!」
「ああ!」
ミドルレンジや3Pからのシュートを選択されてしまう。
シュパァッ
「入ったーー!」
「四葉くんの3Pシュート!!」
1点詰め寄ったが、3Pの成功率なんて50%もあれば高いレベルである。相手チームもそれが分かっている。
「ナイッシュー」
「ナイスパス!舟!」
「追いつくには何連続で3Pを決めなきゃいけねぇーんだ?」
「……15連続だね。お互いに決めていけばの話」
「じゃあ、やっぱりあの留学生を止めねぇと、無理じゃねぇか!5人全員でマークするか!?」
「それでもあの身長差を止められないよ。それとさ、舟も勝つ気で嬉しいよ」
「ふんっ!」
懸命のディフェンスでもどーにもならないもの。痛感する生まれの差。
「舟、ダブルチームでボールに付くぞ!」
「おう!」
チームプレイや技術、体力では破れないものであった。相場と舟が常にボールを持つ選手に対して、プレッシャーを仕掛けるものの、パスを完全に止めきれず、留学生にボールが渡れば確実に得点される。
第一クォーターを32-9で終え。第二クォーター5分で42-14。
このまま100点ゲームの様相が現れ始めてきた。
「良いとこねぇのは、俺だけか……」
メチャクチャ疲れるのに、何一つ相手を止められないでいたCの坂倉。自分より20センチも大きい相手。懸命に動いても、蟻を踏み潰すようなプレイに精神的に来ていた。多少デカイ相手ならともかく、デカ過ぎる相手ではどーにもならない。
「ディフェンスだ!坂倉!」
「お、おう!」
迎ちゃんが来てるってのに、俺はやられるところを見せてるだけじゃないか。まだ、俺は得点も決めてないし。
(内訳:四葉:9得点、舟:3得点、相場:2得点)
身長もそうだが、パワーもハンパじゃない。当たり負けばっかだ。体を張るしかねぇ。
パァンッ
「通った!」
「坂倉ぁーー!」
留学生にパスが通った。このパターン、もう何十回もやっており、やられている。防ぎようがない。思いっきり手を伸ばし、ジャンプをしても、ボールにまったく届かない。
「!!」
相手の顔を塞ぐように、坂倉の手があった。彼のリズムが若干崩れる。
ダァンッ
「リバウンド!!」
ボールが留学生の範囲でなければできるが、ボールはその範囲。坂倉のスクリーンアウトも、押し飛ばされてリバウンドされる。その時だった。
「くぉっ!」
この試合。いくつかは決めていたダンクを、留学生はしようとしていた。意地になった時に度々していた力技。坂倉とはまったく違う事を示してのプレイであったが、坂倉は
「うおぉっ!」
一歩退かないと、体をぶつけに掛かって、ダンクの阻止を図った。結果は……
ドダアァァッ
ダンクならず。そして、空中でぶつかった2人のバランスは崩れ、コートに転がった。とても鈍く嫌な音を立てて
「坂倉ぁぁーー!!」
「大丈夫かーーー!?」
センター同士のぶつかり合いはバスケにはよくある事。しかし、お互い着地に失敗。
「ぐぉぉっっ」
「OHっ、イテッ」
両者負傷という始末。そして、
「今のディフェンスは危険だろーが!!」
「ウチのエースになんてことすんだ!!」
「ふざけんじゃねぇーぞ!!」
相手は強豪校であり、その中でもトップの貢献度を果たしていた留学生の負傷だ。相手校の選手達が声を荒げるのも当然だ。練習試合で大きな損失。
相場達からしても、Cの坂倉が抜けるのだ。そりゃ確かに、坂倉の方が危険なディフェンスをしていたのは事実だ。
「っ………」
「悪かった……」
留学生はその身長故、受けた衝撃は坂倉以上であった。だが、坂倉の謝罪には素直にジェスチャーで、『心配ない』と返した。スポーツマンらしい一瞬だった。だが、外野は違う。コート上にいる選手達も違う。
「怪我させることすんじゃねぇーよ!」
「負けゲームだからって、ラフプレイに走るのかー!?」
野次、罵倒。
気持ちは分かるもんだ。そして、
「黙れ、ベンチのカス共!!」
一生懸命プレイする負けチーム側の爆発。
「言っておくがな!これは俺の作戦だ!!」
「はぁっ!?」
「あ、相場……?」
「この留学生がいなきゃ!テメェ等なんかただの強豪だ!!そしてな、坂倉がコートに戻ってくるまでが俺の作戦!!」
いつそんな作戦を立てやがった……。それより、坂倉のことも気にかけての言葉も出すとは。
「こっから俺達が逆転してやる!まだあと2つのクォーターが残ってんだ!!これで勝機が出てきただろ!お前等!!落ち込んでんじゃねぇ!」
どんな鼓舞の仕方だ。まったく。しかし、この感じが良いと舟は笑ってノッた。
「ああ!お前等な、留学生ばっかにボール集めやがって!こいついなかったら、何ができんだ!ごらぁっ!!」
「そーだ!俺達よりちょっとデカくて動ける程度の連中しかいねぇくせに!お前等が一流なのは文句だけだろ!」
「調子に乗りやがって……」
ムードメーカーなのか。それとも煽り上手なのか。
あいつ等は良い仲間だって、四葉と坂倉は思った。
「戻ってくるよな、坂倉。Cのお前がいなかったら、僅差で負けそうだ」
「……ああ!ちょっとテーピングしてくる」
「………………」
坂倉と留学生が抜け、お互いに代わりの選手が出場し、試合は再開する。
当然、両チーム共戦力ダウンの状況であるが、思いっきり大きいのは強豪校の方だ。得点源とリバウンド、精神的支柱がいなくなったのだ。選手的にはまだ上であっても、乱れは当然に起きた。
一方で相場達は引き締まった。掴んだ流れを逃さない。
ピーーーッ
「30秒バイオレーション!」
両選手の負傷交代後、フリースローのミスに加え、30秒バイオレーションでボールを奪い返す。留学生がいなければ攻めてがないとすぐに顕になったプレイ。
「よし、じっくり一本!」
そー言いながら、ボールを運ぶ相場であったが、大分見やすくなった自分のゴールに胸が躍ってしまい。プレッシャー無く。ミドルレンジからのシュートを決めて、1ゴール。その差を詰める。
リバウンドの脅威が無くなった瞬間と、リバウンドの脅威を知った瞬間。一気に逆転する。
ダムッ
「ほっ!」
シュパァッ
坂倉よりも背は低いものの、コート上では誰よりも運動神経抜群の四葉が輝く。
ボロボロになっている相手のゾーンディフェンスを切り崩し、インサイドで軽々とシュートを決める。なんでこいつ、スポーツ校にいかなかったんだと、疑うほどの身体能力。
「流れが良いだけだよ」
本人は確かに運動神経に優れることを自覚するが、それは相手も基本的に同じ。流れの差が体の使い方の差に繫がっていた。四葉が中での勝負で相手を圧倒し始めれば、
シュパァッ
「四葉ばっかりに活躍させるかーーー!」
「お前に活躍ばっかされても困るわーーー!」
「うるせーー!相場ーー!パスじゃんじゃん寄越せーー!」
3連続でシュートを決めるなど、舟が外から援護をする。相手は四葉のマークばかりにはいかなかった。
相場もボールをしっかりとキープし、四葉か舟にパスを回し、あるいは自らシュートを打つなど精力的に動いた。
一方で、相手のオフェンスは精彩を欠く一方。
「中に入れ!中に!」
「ボール回せーー!」
主力という言葉ではなく、頼みの綱という表現。
留学生がいなくなって、攻撃パターンを見失った状態。まともにやれれば、どーとでもなるディフェンスなのに、こんな状態の練習など数少ないものだった。相場達の懸命な。しかし、懸命しかないディフェンスに、手こずる。
ダァンッ
「リバウンド!スクリーンアウトだ!」
オフェンスリバウンドをとれない。いつもならとってくれる者がいない。
「速攻!!」
第2クォーター。終了間際に、相場の速攻が決まる。
50-35と。未だにその差は10点以上も離れているが、明らかに相手チームの異常が出ていたものであった。
負けている者達のムードと、勝っている者達のムード。それが逆転しているかのように、
「次から、俺も出るぞ」
「!おおっ!いけるか、坂倉!」
「足、大丈夫か?」
「あと20分程度!なんとかなる!痛みも落ち着いてきた!」
坂倉がコート上に復帰。一方で
「NO!俺は試合に出る!」
「ば、馬鹿!これは練習試合だぞ!公式戦に響いたらどうする!?」
「向こうのCは出るんだ!俺も出る!」
「あんな連中に付き合うな!20点差も離れたゲームに無理する必要なんかない!」
留学生は大事をとるため、医務室で待機させられる。
チームの柱であることを自分自身分かっている。それだけに、試合に戻りたかった。
そして、第3クォーターが始まる。
復帰した坂倉は痛みを堪えながらも、感じた事があった。あの留学生がいないだけで、プレイがノビノビとできることを。
バシィッ
「リバウンドは任せろ!」
リバウンドでボールを奪い返せば、流れに乗った。とても大きい流れだ。
第3クォーターは絶好調と言って良い、四葉のプレイが冴え渡って、6連続得点を含めて14得点。舟も3回に1回程度であるが、3Pを2つ決め。坂倉もインサイドで、リバウンドから、ブロックに、シュートも決め、初得点も含めて10得点。
「あの!俺、シュート決めてないんだけど!つーか、打ってない!」
「相場はパスだけ回せー!」
「良いパスばっかだよ。指示も良いし」
「スティールも2回やってるじゃん。パスカットもある」
「そーいう説明だと、しょぼく思われるじゃん!」
わずか10分のクォーターで、30得点!!チーム始まって以来の得点力である!しかも、強豪相手にだ!
一方、相手は留学生を据えたロースコアのバスケから、ランアンドガンのバスケに切り替わっていた。普段、慣れていないバスケの展開は完全な焦りであり、そんな焦りで上手くできるわけもない。一方で、相場達にはこのバスケが合っていた。
得点こそは16得点と、かなり良いペースであるが、14得点も差を詰められている。
66-65。その差、1点……。
「くそっ……」
「なんなんだあいつ等」
「最初は、あんなプレイなんかできなかったはずだぞ」
纏まりに欠ける。良い意味で練習試合をしている相手。
留学生がいなくなった途端、これとは思いもしなかった。これだけ貢献していたのだと思い知り、精神にさらなるブレが生じる。集中力に来る重圧を噛み締める。
「よーし!勝つぞ!」
「1点差まで詰め寄ったからな!」
「絶対勝つぞ!あと10分、気合だーーー!」
試合に勝つという気持ち。どーであれ、勝ちたいという気持ちが漲るチームワーク。
思い知り、後々強くなるのは前者の方であろう。
最終クォーターが始まり……
その3分後、
ダムッ
「中に入って来たぞ!」
「止めろーー!」
ボールを持つ四葉にマークが2人つく。十分に惹きつけたところで、ボールを外へ。
パシィッ
「おらぁっ!」
舟の掛け声からは想像つかないが、綺麗なシュートフォームから放たれた3Pは
シュパァッ
「72点目!逆転の3Pだーーー!」
「舟が決めたーー!」
3Pシュートだけで7本目!逆転の一発が決まり、なお。
「おっしゃあ、さらにリードを広げるぞ!」
「勝てるぞ!このチャンス絶対逃すな!」
「練習試合ではしゃぎすぎ。嬉しいけど」
チームの士気は高まる一方であった。逆転され、留学生の投入を求めるコート内の選手達ではあったが、監督は首を横に振った。なんとかしろと選手に訴える。それで変わるものではないのも知っている。
チームはそこで喰らい付いて、再度1点差で逆転を見せるものの。
ガシィッ
決定的にその差が出たのは、C。自分達が頼ってきたモノ。
バシイィッ
「坂倉、ナイスリバン!」
「オフェンスリバウンド、とったーー!」
リバウンドからシュートに繋げ、再び逆転。凌いだと思ったところでやられること、これが来た。
その後のミスは非常にイージーで、
パァンッ
「あっ!」
「ナイスカット!相場!」
「この一本決めれば、もらったも同然だ!」
パスカットからボールを奪われ、相手に余裕を持たされた状況を作られる。この試合、一番の得点源となっている四葉にマークを集中するも、逆に四葉がスクリーンの役割となり、舟がボールから離れる位置に移動し、坂倉が相場に指示を送った。
ダムッ
3人で相場がカットインをする道を作り、
「うおおぉっ、りゃ!」
シュパッ
そのまま自分でレイアップシュートを決める。突き放すシュートで、完全に相手の戦意を叩き折った。
この練習試合はそこから、一度も逆転を許さずに逃げ切ることができた。
◇ ◇
「なんてザマだ。お前達!」
当然であるが、相手選手達は監督に怒られる。
「いなければこの程度の高校に逆転を許し、負けてしまうほどだ!20点もリードがあったんだぞ!20点もだ!」
自分達は強くなったと思っている連中が多かった。それは監督自身も含めてだ。
「お前等は心の奥底で、バスケはデカイ奴のためにあるスポーツと思っていたんじゃないか!?」
「……………」
「そんな事を思っているからお前達は罵声という、焦りを顕にしたんだろ!?奴等を見てみろ!同じCが抜けても、前を向き戦ってきた!お前等はどうだ!?」
「あのCと比べたら。その」
「お前、ホントにバスケ部!?スタメンにも、ベンチにも入れないから、心から腐ったか!?そんな部員は根性を叩き直せ!」
バスケの椅子はとても少ない。どんなスポーツでもそうだが、座れる椅子に限りはある。
しかしだ。
「人がどうこう言う前に、1人の挑戦者が自分である事を忘れるな!挑戦し続けた彼等が、私達に勝てた理由はこの心にあった!そーいう試合だった!不貞腐れ、言い訳ばかり!……それは一度や少しは構わないが、今、しちゃいけない時にするんじゃないぞ!」
「……っ!はいっ!」
「分かったら、特訓だ!本大会では必ず勝つぞ!試合だけでなく、選手1人1人が、相手選手を超えるのだ!」
◇ ◇
「で、本大会ではボロ負けしたと……」
「いやでも、俺達。一回は勝ったからな!うん!全国クラスには勝てるんだよ」
「そうだそうだ。留学生がいなければ勝っていたわけだ!」
相場達は本大会でリベンジされたかのように、ボロ負けしてしまった。
「やっぱり留学生はズルイぞ。あんなCなんて反則だ」
「あいつが居て、全国に出られるチームなわけだよ」
なんだろうか。
練習試合ではこいつ等がカッコ良かったのに、本大会ではすげーかっこ悪いんだけど。
「マークがキツかった……」
「四葉は練習試合では絶好調だったからな。でも、一人一人、マークが徹底されていた。舟も、3Pが2つだけだったな」
「俺はあの試合、6本も決めたから超警戒されてたよなー」
「たまたま絶好調が練習試合で出ただけだろ?」
「あー!?相場くん。君、いくつ得点できたー?え?0点だっけ?」
「うるせー!俺はGなの!みんなの精神的支柱なの!」
こーいう風景を必死に戦って勝ち上がった相手が見たら、どう思うんだろうか。
全国でも頑張ってくれ。