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瞳の中  作者: 柚子
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貴女の瞳


今まで好きになったのは

色々な人だった

同級生の男の子

芸能人

同じ専門の女の子

高校の友達


自分は世間で言う

バイセクシャルなのだと

いつの頃からか思うようになった





初めて貴女に出会ったのは

学校を卒業した年の6月頃でした。


その時は暗くて

貴女の顔をよく見ることは出来なかった。


2度目に貴女に会ったのは

同じ月の同じような夜

数人で花火をした時でした。


隣に座って花火をしながら

人見知りなりに話しかけると

貴女はとても優しく言葉を返してくれました。

でも私は貴女の顔をちゃんと見ることは出来ませんでした。


3度目は貴女の職場で会いました。

この日

私は初めてちゃんと貴女の瞳を見ることが出来ました。

長い髪を括り上げ

アイラインが綺麗に引かれた貴方の目をきちんと見て

その当時同性の付き合ってる人がいる身ながら

「この人を独占したい」と初めて思いました。





何故か私は数回しか会ったことのない貴女に惹かれ

頻繁に貴女のいるカフェに足を運ぶようになりました。

貴女のいる時間帯

貴女のいるこの空間

貴女の声

全てが心地よかった


名前で呼ばれることが苦手だったけど

貴女に名前を覚えて貰えて

呼ばれる度に嬉しくなった。


でも同時に

この感情が恋なのか自分でも分からなくなっていた。


付き合ってる人がいる。

その人の事はとても好きだった。

でもその人とはまた違う好きが

貴女にはあった。


例えるなら

「恋愛の好き」と「忠誠の好き」

でもその時の私にはどっちでもよかった。

どういう形であれ

貴女と話をするだけで

仕事や恋人との事で悩んでいた事を忘れられた。

とても幸せだった。




私の同い年の恋人。

名前はみなみ

彼女とは同じ動物の専門学校で出会った。

私がトレーナー

彼女はトリマー

専攻は違うが授業が被ることが多々あり

時間が経つにつれ

授業外でも一緒にいる時間が増えていった。


みなみと付き合うことになったのは

専門学校を卒業する直前


恋愛かどうか分からなかった私達は

お互い本当に好きな人が出来るまでの間

という条件で付き合うことになった。


みなみは私を愛してくれた

私もそれに応えようと卒業してからも

毎日のように連絡を取った。

でもその時はまだ

彼女が本当に私を好きでいてくれてるとは思ってなかった


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