表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
五感  作者: アマガエル
1/3

視覚

小説初心者なので、文章が拙く感じるかもしれません。

隙間時間を見て書いているので、更新は不定期になります。

宜しくお願い致します。


いつも通っている、お店のマドンナ。君だけに送る、僕からの愛の言葉。


君の瞳は、万華鏡。くるくると光を反射して、様々な色で、僕を引き込んで離さない。

朝は、黄金きんと水縹が複雑に混ざり合った色。昼はあたたかな暖色。夕暮れは、燃えるような紅と濃紺。雨の日は、紅緑を基としたくすんだ色。それでも、君の瞳はしっとり濡れているから、不思議と暗く見えない。それどころか、僕はまた、君にとらわれる。そして、夜。僕の一番好きな色。といっても一瞬のうちに色が変わってしまうから、一つの色といえないのだけどね。お店のレトロなステンドグラスの照明の光と、隣のランプシェードの光を集め、控えめな光がその奥の人間味を感じさせない暗さを強調している。その色は、紺青だったり、深紫だったり、葡萄だったり、あげたらきりがないほどだ。

肌は、白雪。あまり外に出ないもんね。日焼け止めなんて塗っていなけど、いつもほかの子より群を抜いて白い。それが、君の神聖さの一因なのだろうね。

髪は、濡羽色。光沢のある髪を、繊細なガラス細工でまとめている。春は桜、夏は向日葵、秋は葡萄、冬は椿。もちろん、イベントの時には、別の華やかなものをつけている。いつか、僕からのものをつけてくれないだろうか。

体は、少々丸っとしていて、愛嬌がある。最近は、アイドルなどからの影響か、やせすぎな子が多い。そのままの自分を愛せばよいのに、なぜ受容できないのか、自分を傷つけているだけだというのに、、、。僕は君のふっくらとした手が一番好きだ。行儀よくそろえられていて、品を感じる。いつかその手をつないでみたいね。


この話のトリック(?)が分かった人はすごいですね。

最終章まで気味悪さを感じてくださったら、うれしいです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ