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誰か聞いてよ

作者: たま


どこに行こうか

共に歩んでくれる人はいない。


どこを歩こうか

1人でのんびり歩くのが好き。


どこまでなら1人で行けるのだろうか


どこまででも無理なのだろうか


独りがいいとは言ったことないんだけど。


残念だけど独りの事実が消えやしない

脚が軽くてどこまででもいけそうだ。

ふと気づくと少し寂しいんだ


煩わしい。そうずっと言ってきた

だってみんなうるさいんだもん。


行きたいところだって、その手段だって。

なにをするかもなにを食べるのかも

その全ての責任は背負ってきた。


死ぬ時独りだよ?

誰もが言う。

でもやっぱり死ぬ時は独りなんだよ?この気持ちが消えてくれない。


結婚しないの?

皆が言う。

結婚が目的なの?愛する人と生きる一つの手段だと思ってるんだけど。


『愛する人と結ばれたから結婚をする。』

これじゃ古いのかな、

独りとはなにを指すんだろう。


たしかに人と体験したいことはたくさんあるんだけど、そのどれもが1人の方が楽しくて。

そのどれもに誰かといる自分が想像できなくて。

その感情を超えたところが人と過ごすことだと思うんだよね


過去にただ1人いた。

一生を、過ごしたいと思った人が。

蓋を開けたらとんでもなかったんだけどね

あの人となら一緒に生きたいと思った

それが結婚したい。の気持ちだと思った

だからこそ思う。もう結婚したいと思えないって。

あれくらい狂ってどうしようもなく生きる意味になってほしくて欲しくてわたしだけを見てほしいと思える人はもう現れない。

その熱量ももう持ち合わせていない


つまらない大人になったなと思う

こんなに大人って面白くなかったっけ

なんか、もう少し楽しい気でいたんだけど。

充実はしてるけどなんか楽しくない。

ゆっくりしてて安らかだけどつまらない


独りだからつまらない?

ひとりだからこそ楽しい。

誰になにを言われれでもなく

誰の目を気にすることなく

ゆっくり確実に。楽しいだけを積み重ねていきたい



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