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枯れ葉に乗った小さなサンタクロース。

作者: 七瀬



私の名前は 『岡田 みちる』 6歳の女の子だよ。


あのね、、、?

今日は、ずっとずっと楽しみにしていたサンタクロースの日なんだ~


私の欲しいプレゼントは、ずっと欲しかったぬいぐるみなんだよ~

可愛いクマのぬいぐるみさんなんだ~


パパとママには、私の欲しいモノをちゃんと伝えたのだけど、、、?

私は、サンタクロースさんの手から欲しいの、、、!


だからね、、、!

絶対に寝ないで、サンタさんに会うんだ~

きっと、サンタさんも私と会いたいと思うから、、、!


今日の夜が楽しみだな~




その夜、みちるちゃんは家族みんなでクリスマスを過ごしました。

大きなチキンに、豪華なごちそう。

それと、大きなケーキも用意してありました。


『みちる! メリークリスマス~!』

『パパママ~! メリークリスマス~!』

『さあ~ご飯を食べましょ~』

『うん。』



美味しいごちそうが、テーブルの上にズラッと並べられて。

パパもママもニコニコしていました。

愛犬のタフは、チキンをもらっていたよ。

骨までしゃぶっていた。

『良かったね! タフ。』




そして、遂に寝る時間が来ました。

パパとママから、私がベットで目を瞑っているとこんな事を言われたよ!


『明日の朝には、みちるの欲しかったプレゼントがベットの傍に

あるといいわねぇ~』

『いい子にしていたら? ちゃーんと貰えるからな~』

『私! いい子だよ!』

『えぇ!? そうだったかしらね、、、?』

『朝は、自分で起きなさい!』

『これからは、ちゃんと1人でも起きるもん!!!』

『あらあら? どうかしらねぇ~ おやすみ!』

『おやすみ! パパママ。』




そう言うと、パパとママは下に降りて行ってしまいました。

みちるは、必死に寝ないように起きていましたが、1時間もしない内に

寝てしまいました。



みちるが寝て、数分後、、、。


【ガタガタ・ガタガタ】と音がします。



みちるは、まだ寝ていました。


その音は、どうやら、、、?

みちるの部屋にある窓が開く音でした。


誰かが、みちるの部屋に入ってきたのです。

そして、【ゴロゴロ】と何か落ちました。


その音で、みちるが目を覚ますと、、、?


『えぇ!?』

『えぇ!? もしかして、、、みっかっちゃった!?』

『あなたたちは、誰なの、、、?』

『キミは僕たちを見ても、ビックリしないの、、、?』

『しないよ! あなたたちは誰なの、、、?』

『僕たちは小人だよ! 小さなおじさんのサンタさんなんだ!』

『えぇ!? サンタさんなの、、、?』

『あぁ、みんな役割があってね! 僕はリートン! サンタさんの役だよ!』

『ぼくは、ミルス! ぼくは、トナカイAの役なんだ!』

『俺は、ジンクス! トナカイBだよ!』

『ちょっと待ってよ! ボクなんか! ソリだよ! 名前はブーン!』

『・・・どうして? 私のお家に来てくれたの、、、?』

『この家に、タフと言う犬がいるだろう~彼に世話になった事があってね!』

『・・・タフに?』

『あぁ、以前俺たちの仲間の1人が川で流されそうになったのを、タフが

助けてくれたんだよ!』

『でも、どうして私に、、、?』

『タフが言ったのさ~! 【お礼はみちるにしてやってくれって!】』

『・・・タフが、』

『あぁ! アイツは本当にいいやつなんだぜ~い!』

『それで、私にプレゼントを持って来てくれたの、、、?』

『あぁ!』

『ドングリ?』

『このドングリは? タダのドングリじゃないぞ! 何でも願いを叶えてくれる!

ドングリなのさ~!』

『それ、本当なの、、、?』

『本当さ~』

『私ね! ホンモノのサンタさんに会いたい!』

『お安い御用だぜ~い! せーの!』


【ドーン!】


・・・みちるの目の前には、ホンモノのサンタさんが現れました。


『済まないサンタ! 忙しいところ呼び出したりして!』

『ワシを呼び出したのは小人達か? おやおや? メリークリスマス~!』

『・・・メ.メリークリスマ、ス』 

『丁度いい! みちるちゃんのお家かい? プレゼントを渡そうと思っていた

ところだったんだよ~ハイこれ! キミの欲しかったプレゼントだよ!』

『わーい! サンタさんありがとう~! 開けてもいい?』

『もちろんだよ!』

『わーあ! 私が欲しかったクマのぬいぐるみだ~ありがとう!』

『みちるちゃんが良い子にしていたからね! ではでは、ワシは行くよ~!』

『うん! サンタさん~ありがとう~!』

『じゃ~バイバイ!』


そう言うと、、、?

サンタさんは、消えてしまった。


『良かったな~! みちる!』

『うん! ありがとう、小人さん達!』

『あぁ、じゃ~僕たちも帰るよ! タフによろしくな~ バイバイ!』

『バイバイ!』





みつるが目を覚ますと、、、?

もう朝になっていました。

みちるは、夢でも見ていたのかと思いましたが、そこにはプレゼントが2つ

ありました。



パパとママが買ってくれたクマのぬいぐるみと。

サンタさんから貰ったプレゼント。



そして、小人さん達が置いていったドングリが3つありました。


『昨日の事は、夢じゃなかったんだ~ サンタさん! 小人さん達!

ありがとう~!』


それと、愛犬のタフにも言いました。


『タフ! タフのお陰でね! サンタさんに会えたよ~ありがとう。』

【ワン!】



最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] あたたかい話。 [気になる点] 会話文。子供目線に合わせきれてないような気が。 [一言] タフ関係なしにサンタさん来たんじゃないのだろうかとか突っ込むのはヤボなのでしょう。
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