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衝撃の真実です!
萠は走りました。遅刻なんてしないのに。言われた事が、珍しく胸に引っ掛かります。
「それでも、好きなんですっ!」
叶わない恋は、ちょっと分かってます。でも、仕方ないのです。気がついた時から好きで堪らなかったのが、たまたまお兄さまだった。それだけなのですから。
「そうっ!萠は屈しません!」
やっぱり、お兄さましかいません!お兄さま、loveです!叶わない恋でも、諦められられないのが恋なのですから。
息を調えるために、走るのをやめてゆっくりと歩きます。汗が風に心地いいです。
吹っ切れました!
お兄さまと妹。
今まで、色々言われたけど。今朝は何故か心にいつもより、響きました。何故でしょうか?
学校に付くと、既に数人。お兄さま目当てに校庭でひそひそ。目線がお兄さまに集中的です!
ピカーン!
萠パワーです!
「あ……円君の妹ちゃん」
「今日も監視……」
怯える皆さん。当たり前です。お兄さまは萠のですから!
「おはようございます~~」
「あ……おはようございます……」
そそくさと逃げていく、皆さん。勝ちました!
「怖い~~」
「でも、あの萠ちゃんも円君と三年のマネージャーの三咲さんと付き合ってるのを破局には出来ないでしょう」
一瞬、耳を疑いました。
…え?
「ああ。ラブラブだもんな、二人」
お兄さま?




