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神奇世界のシグムンド  作者: 上川 勲宜
第6章 L:さようなら
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第13話 パンドラとの再会

 ――どうして彼女がここに……?


 志具にはわからなかった。どうしてパンドラがここにいるのか……。魔術師が来るには、このコミフェスというイベントも会場も、あまりにも場違いな気がしてならなかった。


 ――いったい、何の目的でここにきたのか……。


 戸惑う思考を、志具は呼吸を深くすることで鎮静させる。冷えた頭をもって、志具はパンドラを見据えた。


「ふふっ。また会ったわね、志具君♡」


 志具の心の取り乱しを知ってか知らずか、パンドラはまるで旧知の友人に話しかけるような気軽な空気で、志具に言葉を向けた。その態度を見る限り、彼女は自分たちのことを敵としてみていないようだ。しかしそれでも、志具はパンドラに心を許すつもりはなかった。威圧的な眼光を、志具はパンドラに向けながら言った。


「どうして貴方がここにいる? まさか私たちを追ってきたのか?」


 パンドラがここまで来ている理由を考えたとき、それしか考えられなかった。まさかコミフェスイベント目当てで来たわけではあるまい。それは、建物内にいたときに、パンドラが『遠視』で自分たちを監視していたことからも想像がつく。


「あら。ちゃんとわかってるじゃない。その通りよ」


 パンドラは誤魔化すこともなく、あっさりと認めて見せた。


 ただし、と言葉を追加してだったが。


「厳密にいえば、ただひとりを狙ってやってきたわけだけどね」


「星をつけてきた、だと……?」


「ええ。誰だかわかる? 志具君には」


 ふふ、と小悪魔な笑みを浮かべ、志具に問う。挑戦的に光る眼に、志具は歯をかみしめる。


 ――そういえば……万条院はどこだ?


 ふと志具は、彼女がここにきていないことが気になった。なにせななせは、自分よりも魔術師の世界にいる月日が長い上、魔術に対しての知識も持っている。パンドラが『遠視』の魔術を行使していれば、ななせも気づいていてもおかしくはないと、志具は考えたのだ。


 志具はパンドラを睨みつける。しかし、パンドラは怖気づく様子を欠片も見せなかった。


 むしろ逆だ。パンドラは、志具を挑発するかのような微笑みを向けるだけだった。


 その笑みに、得体のしれない何かを感じ取った志具。同時に、まさか……、という考えが、頭をよぎった。


「まさか……万条院か?」


 信じられない。そう感じてしまうのは、これまでの敵は、自分を狙ったものばかりだったからであろう。


「ピンポ~ン♪ 正解よ、志具君。やっぱり、未来のお嫁さんのことは気になっちゃうのかな?」


「未来の……お嫁さん……」


 ギロリとしたマリアの視線が、志具の背中に突き刺さる。


 おかしい。敵が二人に増えたような気がしてならない。


「マリア。あの人の言うことを真に受けるな。誤解だから」


「そ、そうだよねっ。うんうん。わたし、ちゃんとわかってたよ。志具君のこと、ちゃんと信用してるからねっ」


 信用している、という割には、やたらとあわあわしているような気がしてならないのだが……まあ、突っ込まないでおこう。


 今はそれよりも、パンドラに注視するべきだ。


 パンドラのほうへと振り返ると、彼女の興味はマリアに移っているようだった。マリアへと視線を移動させていたパンドラは、


「アナタが、大道寺マリアちゃん、か」


「そ、そうですけど……貴方は誰ですか? 勝手に自分のことを知られているのはその……不快です」


 得体のしれない相手、というせいもあるのだろう。マリアの表情は不安げだった。だが、その不安を押しのけるような、勇気をもって言葉を紡いでいるのが、志具にはわかった。


「わたしはパンドラよ。志具君とななせちゃんとは……まあ、あまりいい関係だとは言えないかしらね」


 残念なことに、とパンドラは軽く肩をすくめる。


 おどけた調子の彼女に、しかし志具は取り合うつもりはなかった。単刀直入に、訊きたいことを言う。


「万条院に何の用だ?」


「そんなに急がなくてもいいじゃない。もう少しお話しするのを楽しみましょうよ」


「生憎とおしゃべりは苦手な性分でな。必要な会話を必要なだけするのが、私のこれまでの生き方なんだ」


「でも、最近はそうじゃなくなってきてるんでしょ?」


 ふふっ、と笑みを浮かべパンドラは言う。それに対し、志具は無言だ。ただ、彼の瞳が、早くこちらの質問に答えろと、鋭い光を宿している。


 穏やかでないものを、パンドラは察したようだ。無駄話を切り上げ、志具の問いかけに答える。


「なぁに、大したことじゃないわよ。ななせちゃんを連れ戻したいと思っている人がいたから、そのお手伝いをしているだけ」


「連れ戻す? 誰がだ?」


「ななせちゃんのお父さん」


「父親、だと……!」


 ななせが家族との仲があまりよくないということは、志具は本人から聞いていた。聞いていはいたが、まさかこのような強行策に出てくるとは、さすがに想定外だった。


 そして、パンドラのこの口ぶりと態度。おそらく万条院は……、と志具はネガティブな予感にかられる。


「万条院をどこにやった?」


 その予感にかられるまま、志具はパンドラにそう言った。


 すると、嫌疑をかけられたことを疑問にすら思っていないらしいパンドラは、あっさりと白状してみせる。


「この世界とは別の場所、といったらいいかしらね。『幽世』というほどでもないけれど……まあ、平たく言ってしまえば、この場所の空間を複製した、て感じかしら。そこで今ななせちゃんは、親子げんかしているわ」


「親子げんかだと? そんな穏やかなものではないだろう」


「あら。わかってるじゃない。アナタが今考えている通りのことが、行われているはずよ」


 挑戦的な眼差しを向けてくるパンドラ。


 志具は歯噛みし、彼女を睨みつける。今すぐにでも胸ぐらをつかんでやりたい衝動にかられたが、理性で押さえつけ、かろうじて平静を見せつける。心がざわつくが、こういう場合だからこそ、冷静な思考を保つのが大事なのだ。


「わたしがここにいるのは、その異界へと通じる門を守るため。あと、無関係な人間が異界に迷い込まないように、ここで監視しているの」


 言うとパンドラは、視線を移動させる。


 彼女の視線の先にあるのは、一本の樹。それは一見すると、ただの樹だが、よく見ると時折、テレビの画面が荒れるときのようにぐらぐらと揺れていた。


 それに、その樹木が植えられている場所も妙だった。街路樹は、等間隔に乱れなく植えられているというのに、その場所だけ変に込み入っているのだ。ちょうど、本来の間隔の半分程度のところに、その異界の扉となっている樹は存在している。

志具は一歩を踏み出していた。ほとんど、無意識といってもいい。その一歩を起点に、一気に踏み込もうとしていた志具を、パンドラが言葉で制止させる。


「悪いけど、行かせないわよ。そのためにわたしがここで見張っているんだから」


「痛い目を見るぞ」


「それはどちらかしらね?」


 パンドラが言うと同時、彼女の右手に光の粒子が集まりだす。その粒子はやがて扇の形となり、パンドラの手に収まる。あの無限空間で戦った時のように、パンドラは得体のしれない魔導具を自由に練成してみせた。


 そして、今の志具にはわかる。ほとんど感覚的なものと言ってもいい。パンドラの持つあの魔導具は十中八九、『アーティファクト』であると、理解していた。


 『アーティファクト』だとわかった以上、むやみに立ち向かっていくのは危険だった。


 志具は瞼を閉じ、深呼吸をすると、己の内側に問いかける。自分の中にいる、『アーティファクト』に呼びかける。


 来い、と――――。


 直後、志具の左胸から眩い青白い光が迸った。輝きを誇りながらも優しいその光の中に、志具は手を突っ込むと、おもむろに握ったものを引き抜いた。初めは不定形だった青白い光は、現世に呼び出されると、やがて志具の身の丈を超えるほどの巨大なバイキングソードと化した。


 『グラム』……、とパンドラは呟き、片方の口の端をつり上げる。


 ――ありがとう。私の呼びかけに答えてくれて。


 心の中で、志具は自身が所有する『アーティファクト』――『グラム』に感謝を告げる。幾度となく戦いを潜り抜けてきた結果なのか、志具は『グラム』を、ある程度自由に出し入れできるようになっていた。ひょっとしたら、『グラム』が少しずつ、自分のことを認めてくれているのかもしれない、とすら思える。


 ――さすがに思い上がりが過ぎるか。


 とはいえ、心強い味方であることには変わりはない。志具は召喚した『グラム』を正眼に構えると、パンドラを鋭い視線で射抜いた。


「一度だけ言うぞ。そこをどけ」


「女性を力ずくで言いなりにさせようっていうの? ずいぶんと粗野なのね、アナタって」


 くすりと笑うパンドラ。挑発的な言葉だが、言った本人はそんなことはどうでもいい、ということが、彼女の態度を見ていればわかる。


 空気が刃物のような鋭さを帯びるのを、マリアも感じ取ったのだろう。ネックレスのようにぶら下げている『エニグマ』を取り出し、それをギュッと握りしめていた。


 睨みあい、互いを見据える志具とパンドラ。志具は、いつ仕掛けるか、その好機をうかがっていた。


 対しパンドラは、薄らと笑みを浮かべ、挑発的な眼差しを志具に向けていた。その微笑みは、アナタ程度の人間には負けない、という絶対的な自信からきているものなのか……。


 ジリジリと足を動かし、今にも攻撃を仕掛けようとしている志具。そのとき、パンドラはふっと笑みを濃くした。


「あら。アナタ以上に血の気がある子がいるみたいね」


 言った直後、パンドラは横に大きく跳び退いた。刹那、銀閃がパンドラがもといた場所に走り、近くにあった街路樹を一撃で横一文字に切断した。幹を斬られた街路樹は宙を舞い、盛大な音を立てて地面に落ちた。


 チッ、とパンドラを狙った者は舌打ちをすると、その場に立ち止るようなことはせず、志具の隣まで跳び、得物を構えなおす。


「なずな……! 来てくれたのか?」


 パンドラに奇襲をかけた者はなずなだった。


「ええ。偶然、先輩さんたちが急いでる様子で会場を出ていったのを目撃したので、後を追いかけてきましたよ」


 あの大人数の中から、志具とマリアの姿を見つけ出すとは大したものだ、と志具は感心する。


「花月は?」


「お手伝いさんなら、もう少しで来ると思いますよ」


 と言い、なずなは背後を一瞥する。それにつられ、志具も振り向くと、こちらに向かって走ってきている菜乃の姿が見て取れた。


 どうやら、全員無事のようだな、と志具。ただし、万条院を除いてだが……。


 志具はなずなを見る。なずなはもう、志具から視線を外し、代わりにパンドラへと射るような眼差しを向けていた。そこには、友好的な色は宿っていない。

忌むべき敵。戦うべき相手という感情が、彼女の漂わせる雰囲気から理解することができる。


「この前はどうも」


 一言。低くドスの利いたなずなの声に、しかしパンドラは動じない。己のペースを保ちつつ、パンドラは目を弓のように細める。


「ふふっ。そんな怖い顔で睨まないでよ、なずなちゃん。確かに結果として騙した形になっちゃったのは謝るけど、それはアナタも承知の上だったはずでしょう?」


「そうですね……。ですが、だからといってすんなり納得できるほど、ボクは人間ができていないんですよ」


 あらそう、とパンドラは呟く。パンドラ本人も、自分の言い分に納得してもらえるとは思っていなかったのであろう。さして気にもとめていない様子だった。


「お兄さんの体調はどうなの? 少しは良くなったのかしら?」


「アナタに答えるつもりはないです」


「あら残念」


 と言いながらも、全然そんな態度ではないパンドラ。彼女にしてみれば、なずなの兄のことなんて、生きていようと死んでいようとどうでもいいのだろう。


 その態度が、どうやらなずなの癪に障ったらしい。血の繋がっている兄を死の直前まで追い込んだ原因が、パンドラにもあると考えているのだろう。その上でのこのパンドラの態度と考え。ふつふつとなずなの憤りが高まっていることを、隣にいる志具は感じ取っていた。


「先輩さん。パンドラさんはボクが相手します。アナタは許嫁さんを助けに行ってください」


「なずな……。聞いていたのか?」


「ええ。隠れて隙を伺っていましたから」


 しれっとそんなことを言ってのけるなずな。なかなか侮れない。


 しかし、彼女にこの場を任せてもいいものだろうか、とも志具は感じていた。この前の一件で得物を交じり合わせた身としては、なずなひとりを残してななせのもとに向かうのは気が引けた。パンドラ本人は戦いが得意ではないというようなことをぬかしていたが、その言葉に反するほどの実力を、パンドラは十分に持ち合わせている。


 なずな……、と志具は心配そうな声を漏らす。


「行ってください。後輩の言うことが信じられないのですか? ……まあ、確かにだました経歴は何度とありますし、信用できないと言われればそれまでなのですが」


「い、いや。別にそういう思いはないのだが……」


 なずなが自虐的に言ってのけるのを、志具はそういう意図があるわけではないと慌てて否定する。


 するとなずなは、クスリと笑みを漏らし、志具へと振り向く。


「冗談ですよ。本当、先輩さんはからかうと面白いですね」


「か、からかっていたのか……」


「はい。この前は先輩さんのかっこいいところを見せ付けられたので、なんだか腹が立ちましてね。その仕返しです」


「ちょっと待て! どうして君が腹を立てる必要があるのだ!」


「柄にあわないことを先輩さんがするからですよ。先輩さんはもっとこう、表向きにクールぶってるだけのツッコミ特急弄られキャラでないと、先輩らしくありません」


「君の中での私のイメージがひどいことになっているのだが……」


「気のせいですよ☆」


 きゅるん、と舌を出し、おまけにウインクまでして言ってのけるなずな。志具は頭が痛くなった。


「まあとにかく先輩さん。先に行ってください。ボクのことを本当に信じてくれているのなら、背後から奇襲をかけるはずはないってことくらい、わかるはずでしょう?」


 なずなの表情は凛としていた。頼ってくださいと、彼女の態度が物語っていた。


 ――……そうだな。


 ここは、彼女に任せることにしよう。なずながわざわざ、口先だけでなく、態度で信用を勝ち取ろうとしているのだから、その思いを無下にするのは、先輩のすることではないだろう。


「……それじゃあ、任せてもいいか? なずな」


「かしこまりっ、です!」


 言うや否や、なずなは『村正』を構えると、体勢を低くし、疾風のごとき疾さでパンドラに立ちむかって行った。


 その間に、志具は異空間へと続いている、街路樹目がけて駆け出した。パンドラがこちらを見、妨害しようと扇を振ろうとするが、なずなによって妨げられる。


 ――感謝するぞ、なずな!


 心の中で感謝をし、志具は異世界の門となっている街路樹へと触れた。


 直後、志具の身体が眩い光に包み込まれる。視界が瞬く間に光に染められ、やがて何かに引き寄せられるような感覚を得る。


 ――万条院、今行くぞ!


 意を決し、志具は視界がひらけるのを待つ。


 次の瞬間には、彼女に会えると、そう信じて……。



 ――◆――◆――



 光に包まれ、パンドラの創った異界へと向かった志具を見届けたなずなは、パンドラへと鋭利な視線を向けた。


 なずなの初撃を避けたパンドラはというと、なずなの睥睨を気にしている様子はなかった。それどころか、志具を異界へと向かわせてしまったということすら、気にしてないようだ。焦りといったものを、まるで感じない。


 気になり、なずなはパンドラに言う。


「ずいぶんとあっさりと通しましたね、パンドラさん」


「ええ。実を言うと、彼だけは通すつもりでいたんですもの」


「どうして?」


 なずなは訊く。


 問いかけに、パンドラは薄らと笑みを浮かべると、


「あの人に知ってもらうためよ。娘がどちら側につくのが一番幸せなのかをね。ちょうどいいところでなずなちゃんたちがやってきてくれて、正直助かったわ。これで万が一のとき、わたしは源武に言い訳できるもの」


 悪びれる様子もなく、そう言ってのけるパンドラに、なずなは納得する。どうやら、自分が妨害してくることすら、パンドラにしてみれば想定の範囲内の出来事だったらしい。


「利用された、というわけですか……」


 ええ、とパンドラはあっさりと認めてみせる。


 そのことを知り、なずなは憤りを覚えた。その憤りは、パンドラにはもちろん、自分自身にも向けられている感情だった。


 パンドラに――厳密には『フリーメイソン』のゲルディに――利用された結果、自分は危うく大切な実兄を死なせてしまうところだった。そしてそれは、自分自身の至らなさが過ぎた結果だとも言える。それゆえの怒りだった。


 ――自分はもう、利用されたくはない。


 それが、なずなの本音だった。同時に、他人を利用したくもない、とも考えていた。昔の醜悪な自分に、戻りたくはないから……。


 パンドラは任せるようにと、なずなは志具に言った。それは、志具をななせのもとへと向かわせるためでもあるが、同時に、なずな自身が、自分の忌わしい過去と対峙するためでもあった。


「パンドラさん。ボクは一度、アナタに助けてもらった。同志の裏切りに遭い、牢の中で死にかけていたボクを助けてくれたことには、感謝します」


 ですが、となずなは言う。


「同時にアナタに対して、憤りも抱いています。玖珂家が崩壊した件、兄の一件、そして……今回の件……。正直、ボクはアナタを許せません。どこまで……ボクを……ボクの周りを壊そうとするのですか、アナタは」


 声は落ち着いていた。しかしそれは、少しでも刺激を与えようものなら容赦ない報復を与えるぞという、静かな怒りが宿っていた。


 怒りを押し殺しているなずなに、パンドラは無言。ただ、先程まで浮かべていた、相手の神経を逆なでするような笑みは消えていた。


 しばらくの沈黙の後、パンドラは言う。


「話は終わりかしら? なずなちゃん」


 それは、これ以上話を聞く気はないという、パンドラの意思の表れなのだと、なずなは思った。


 ――そう。それがアナタの答えですか……。


 それがわかった以上、なずなもこれ以上の会話をするつもりはなかった。意思疎通の時間は、もう終わったのだ。


 ここから先は……、


 ――得物を交えての会話。


 なずなは『村正』を正眼に構え、パンドラを見やる。彼女の目にはもう、迷いはなかった。


 自分がようやく掴み取ろうとしている平穏を守るために。


 自分を深い闇から救い出してくれた先輩たちのために。


 なずなは、覚悟を決めた。


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