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とこしえの旅路へ

……電波塔から街中にひびく

父と母の遺言が

幼き心を突き動かしたのだった


ボストンバッグに角砂糖を詰め

ゆこう 朱雀の方角へ

ゆこう 見知らぬ遥か異国へ

ゆこう 全知の宇宙へまでも


失われた父の面影を辿って

失われた母の想い出を拾って

残された己の信念を 愛して


右胸にはヒーローの缶バッジ

左胸にはときめく血潮の源泉


旅は道連れ 世は情け

「馬鹿にも阿呆との縁があるかな」


されど流浪となるその身は孤独

迷いと悲苦の住むところは

150㎝にも満たない馬鹿のなか


道程はとこしえに 闇の下の標無し


ボストンバックに石ころを詰め

ゆこう 埋葬虫達の巣窟へ

ゆこう 仄暗い地底国へ

ゆこう 火の神の母の元へまでも


あんなに希望が見えていたのに

旅立ちの清明の空には

真っ白な飛行機雲が遊んでいたのに


巨大のダイアが 泥団子として映るのは何故だ!

埋葬虫:しでむし です。

どこぞの少年漫画では 違う読み方をしていたように思いますが……。


缶バッジのヒーローが誰なのかは決めていません。誰でしょうか。アン〇ンマンではないです、多分……。

今思いついたのですが 死んだお父さんが子供時代に集めていた缶バッジのうちの一つとかではないでしょうか。

しかし、死んだお父さんの子供時代に缶バッジって製造されていたのでしょうか。缶バッジっていつ頃から製造され、庶民に広まったのでしょうか。

私には まともなことは何も分かりません。

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