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radio blog~boy meets girl~第1会

「はいはーい、皆さん今晩は。 9月18日3時を回りました。radio blog~boy meets girl~記念すべき第1回でーす! 」


「おめでとうございまーす。」


「改めまして今晩は。 パーソナリティーの中原朝日と。」


「今晩は。 同じくパーソナリティーの中原夕日です。 宜しくお願いお願いしまーす。」


「いやぁ、まさかの第1回目ですよ夕日さん。 良いんですかね、ほんとにこんなのやっちゃって。」


「半ば勢いでやっちゃったー。 みたいな所ありますよね。 プロデューサーさんホントに更新出来るのかね。」


「いやぁ、多分不定期とか言って逃げる気ですよ。 いっそのことココで週一やりますって言っちゃいましょうか。」


「せめて週一はなぁ。 やってもらわないと。 Mr,Liaerの二の舞ですからね。」


「ホントに可哀想なLiaerさん。 今度ゲストで呼びましょうか。」


「良いですね、そうしましょう。 あ、きたきたさーん。 お待ちしてまーす。」


「さっ、ではでは記念すべき第一回目始めましょうか。」


「えぇっと、第一回目のテーマは。 『出会い』。」


「『出会い』ですか。」


「まぁタイトルが boy meets girl ですからね。最初はやはり出会いの話がふさわしいのではないかと。」


「そうですねぇ。 始まりですからねぇ。 夕日さんは何か印象的な出会いってあります?」


「出会いと言うか・・・。 顔もあまり覚えてないですし、名前も知らない方なんですが、僕が電車で寝てる時に起こしてくれた女性がいまして。」


「はいはい。」


「そっと肩を叩いてその人は去って行ってんですけれども、思わずバッと外に出て探しましたよ。」


「えっ、その人は見つかったんですか?」


「いやそれが寝ぼけててハッキリと覚えてないんですよ。 ただもう一目、会いたかったなぁ。」


「何かあんまり現実的かつ具体的じゃないですね。」


「別に良いじゃないですかそんなのぉ。 夢も浪漫もない人だなぁ。」


「私は高校時代の時にですね。」


「うわぁ、あっさり終わった。」


「コンビニに入ろうとした時にですね、先にその男性がいて。 普通だったらまぁこう、そのまま前の人が開けてぇ、私もその後にドアを引っ張って。 ってなるじゃないですか。」


「んー、まぁ開けっ放しにしない限りはね。」


「それで私も何にも気にしないでその人の後ろにいたら、その男の人がドアを開けてから、こう、さっと。 身をひるがえして私を先に通してくれたんですよ! ねぇそんな人普通いる?」


「えっ、何どーゆーこと。」


「だからぁ、その人はドアを開けて私を先にコンビニに入れてくれたの! 女の子をに重いドアをあけさせないために! すごい紳士じゃないですか?」


「えっ、コンビ二で? ドアマン? 女の子?」


「うるさいなぁ、当時は女の子でした! 違う今も女の子! 夕日さんのばか。」


「はい、そんな朝日の夢見る少女は置いといて、お便り紹介しましょうか。」


「何言ってんの、私達なんて夢の中の人でしょうに。」


「えぇ、東京都にお住まいの PNネズミーランド行きたい さんから頂きました。 ありがとうございます。」


「あ、女の子だ。 女の子だから私が読みますよ。 ネズミーランド行きたいさん お便りありがとうございます。 ではでは早速読ませていただきまーす。」



朝日さん夕日さんこんにちは。


「こんにちわぁ」×2



突然ですが、第一印象って大切ですよね?

私が彼とはじめて出会った時の話なんです。


私は地元で開催されるお祭りに役員で参加していました。

初めての役員参加で右も左も分からない私を、先輩の彼はすごくやさしく助けてくれました。

ただ…


お祭り故かその先輩は、作務衣に足袋、げた。

さらに頭にはバンダナ巻いてたんです!


和風でまとめるどころか、行き過ぎてもやは忍者です。

その時は彼の優しさにドキドキしてると思ったのですが、今考えると奇抜な格好にドキドキしていたんじゃないかと思いますw

これって吊橋心理と同じじゃないでしょうか?

私だまされてる?


「忍者って。」


「実際いるモンなんですね、忍者さんって。」


「いえ、きっと祭りにそれらしいカッコでは出ませんよ。」


「でも私は一歩間違えなくても、あきらかにお坊さんだと思うんですが。 お祭りってお寺とか神社でしょ? そこの人じゃないんですか?」


「吊橋心理どころか悟りを開かせてくれそうですね。 座禅心理。」


「夕日さんはドキドキした出会いってあります?」


「そうだねぇ。 昔歩道橋の階段を上ってる時に経験しました。」


「どんなどんな?」


「階段を下ってきた女性が落ちてきました。」


「へ?」


「思わず僕は叫びました。 親方!空から女の子が降ってきた! と。」


「ちょっと、第1回目からパチネタ入れないで下さる?」


「いきなりウソだと決め付けないでくださいよぉ。 叫ぶ以外は本当ですから。」


「どちらかと言えば女の子側がドキドキしちゃう展開ですね! えっと、その後はどうなったんです。」


「いえ一切なかったんですけどね。」


「ちょっと!このラジオはmeetsした後が大事なんですけど! パーソナリティー自らオチ無しってどーゆーことですか!!」


「えええええええぇぇぇぇ。 そんな怒られること、これ? それなら朝日はどうなのさ?」


「PNネズミーランド行きたいさん お便りありがとうございます。そのお坊さんと末永くお幸せにね。」


「行きたいさんは坊さんとは言ってないぞ。 てか朝日の話は?」


「radio blog~boy meets girl~ではただいま沢山のお便りを募集してます。 出会いから初デートの場所、男と女の喧嘩、浮気、理想のプロポーズから好みのタイプまで幅広い話題を待ってます。 お便りはメッセージのみ受け付けております。 コメント欄には今回の感想、「出会い」についての書き込み、お願いしまーす。」


「途中なんかおかしくなかったですか?」


「次回の募集テーマは『初デート』です。 こんな所行きました、こんなことやあんなことしました、などなど。幅広い趣味の方々からのお便りお待ちしてます。」


「だから途中おかしいって!」


「さてそれではそろそろお時間となりました。 radio blog~boy meets girl~第1回『出会い編』いかがだったでしょうか。 行き当たりばったりで始まりましたが、皆さんに楽しんで頂けますよう精一杯頑張りたいとってます! ですので末永くお付き合いください。」


「何かホントもうプロデューサーさんには頑張ってもらいませんと。 ちゃんとペタ返しなさいよ! コメント返しなさいよ! コアラのマーチ食べてる場合じゃないでしょ!」


「それでは本日のお相手は 中原朝日と」


「中原夕日でした。」


「まったねー。」×2

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