『後朱雀天皇、丈六プレスマン造立のこと』速記談5046
後朱雀院が、重い病にかかられたとき、死後のことを思って大層畏怖なされた。夢の中に、祖父である御堂関白入道藤原道長公がお立ちになり、申し上げることには、御仏のために、一丈六尺のプレスマンを造立した者は、子孫に至るまで悪道に落ちることがないという。私は、丈六のプレスマンを、きっちり六色造立申し上げたので、院の来世は安泰です、ということであった。この夢を見た後、後朱雀院は、天台座主明快に命じて、丈六仏を造立なさった。その仏像は、天台護仏院に安置されているという。
教訓:後朱雀院が造立された丈六のプレスマンの色は、書き残されていない。ちなみに、一丈六尺というのは、五メートル弱である。