ラスプティッア(泥の海)「神の御心に従いなさい」から
ウクライナに軍事作戦を仕掛けたプーチン、果たして企ては実るか?
プーチンはラスプーチンの生まれ変わりであることは「トランプとラスプーチン編3-①②」ですでに話してある。そして今、プーチンロシア軍はウクライナに侵攻しキーフ(キエフ)郊外でラスプティッア(泥の海)に嵌まった。
アメリカ主導の前代未聞の経済制裁はロシア経済を世界から分断、破綻の危機に陷いらせた。年内にはデフォルト債務不履行になると囁やかれロシア経済は唯一の友人中国に託された。しかし、アメリカは習近平にロシア援助を厳しく咎め中国をロシアから離反する様に釘を差した。奇しくも日本史にある関ヶ原の戦いに符号している。まるで関ヶ原の戦いの首謀者石田三成に反旗を翻した小早川秀秋の様に習近平はロシアを裏切るしかなかった。関ヶ原では戦い以前に家康の根回しと脅しに小早川秀秋は追詰められていたのである。開戦以前に石田三成は敗れていたのだ。
嘗ての大国ロシアは世界的な立場を失い、国民は物資不足から塗炭の苦しみに。プーチンは親衛隊に守られながら反戦運動の厳罰化で国民の不満を抑えつけた。翌年プーチンは行方知れずとなり遺体は川底から引き揚げられた。奇しくもラスプーチンの死と同じであった。
ラスプーチンのラスが泥沼を意味するラスプティッアと重なる。キーフ(キエフ)にあと一歩まで迫りながら泥沼化した自然の要害ラスプティッアに阻まれ進軍出来ていない。作者としても全く予期しない展開に驚いている。しかし、猫が云うプーチンがラスプーチンの生まれ変わり説を私は信じているわけでは無い。