81/289
人知れぬ 思ひやなぞと 葦垣の
よみびとしらず
人知れぬ 思ひやなぞと 葦垣の まぢかけれども あふよしのなき
(巻第十一恋歌上506)
※なぞ:どうして。何の意味があるのか。
※葦垣:葦で編んだ垣。垣根の目が詰まり、すき間がない、つまり行き来が困難の意味を掛ける。恋路を邪魔する障害の意味もある。
※あふよしのなき:逢う手段がない。
あの方に伝わらない思いなど、何の意味があるのでしょうか。
こんなに間近にいるのに、邪魔をされて、お逢いする手立てすらないのですから。
よみびとしらず
人知れぬ 思ひやなぞと 葦垣の まぢかけれども あふよしのなき
(巻第十一恋歌上506)
※なぞ:どうして。何の意味があるのか。
※葦垣:葦で編んだ垣。垣根の目が詰まり、すき間がない、つまり行き来が困難の意味を掛ける。恋路を邪魔する障害の意味もある。
※あふよしのなき:逢う手段がない。
あの方に伝わらない思いなど、何の意味があるのでしょうか。
こんなに間近にいるのに、邪魔をされて、お逢いする手立てすらないのですから。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。