表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
80/289

あさじふの 小野のしの原 しのぶとも

                         よみびとしらず

あさじふの 小野のしの原 しのぶとも 人知るらめや 言ふ人なしに

                     (巻第十一恋歌上505)

※あさじふ:チガヤで覆われた場所 。小野の枕詞。

※小野:野原

※しの原:篠の生えた原。同音の「しのぶ」を導く。

※「あさじふの」「小野のしの原」は、同音によって「しのぶ」にかかる序詞。


私が恋の想いに忍んでいることを、あの人は知っているだろうか。

そもそも、誰も告げ知らせる人もいないのに。


逢いたいと思う気持ちを知られず、逢えなくて忍ぶだけの気持ちも伝えようがない。

忍ぶ恋の代表的な名歌の一つである。

                      

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ