表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
45/289

花がたみ 目ならぶ人の あまたあれば

                   よみびとしらず


花がたみ 目ならぶ人の あまたあれば 忘られぬらむ 数ならぬ身は

                      (巻第十五恋歌五754) 


※花がたみ:目のつまった花を入れる竹籠。


まるで花かごのように、たくさんのお美しい女性が、おそばにおられるので、私のような物の数にも数えられない女は、きっと忘れられているのでしょう。



愛した男が出世でもしたのか、夜離れをされ、恨む歌。

花かごのように、たくさんの美女がそばに仕えるのだから、身分も高く裕福な男。

女は、「数ならぬ身」なので、男よりも、またそばに仕える美女たちよりも、下の階級と思われる。

特に古代において、身分や階級は、現代以上に無視できないルール。

特に、身分の低い女性が、他の身分の高い女性を飛び越えて、男の愛情を得るとなると、特に苛めの対象になった。

(源氏物語の桐壺更衣が、他の女性たちから反感を受け、ストレス死したように)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ