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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
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月夜よし 夜よしと人に つげやらば

                     よみびとしらず


月夜よし  夜よしと人に  つげやらば  こてふににたり  待たずしもあらず

                         (巻第十四恋歌四692)


月が美しく、素晴らしい夜ですなどと、あの人に伝えるのなら、まるでおいでくださいと願うようなことに ただ、おいでになるのを待たないということでもなく。


女性の立場で詠んだ歌。

名月の素晴らしい夜を一緒に過ごしたい。

待っていないわけではない。

ただ、女から誘いをかけるのは、少々恥ずかしい。

万が一誘っても来てくれなかったら、もっと恥ずかしい思いになる。


名月を見ながら、繊細な思いを詠んだ歌。

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