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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
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我が恋は み山隠れの 草なれや

                    小野美材


我が恋は み山隠れの 草なれや しげさまされど 知る人のなき

                   (巻第十二恋歌二560)


※しげき:草の繁茂と、恋の思いの激しく募ることを掛ける。


私の恋など、深い山に隠れて繁茂する草なのでしょうか。

思いは激しくても、それを知る人がいないのですから。


人知れない恋の思いを詠う。

よほど高貴な相手か、想いを打ち明けたところで失恋が目に見えているのか。

だから、どれだけ思いが激しくなろうと、隠し続ける。


※小野美材:平安時代前期の貴族・文人・能書家。参議・小野篁の孫。

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