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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
286/289

わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと

おきのくににながされける時に、舟にのりていでたつとて京なる人のもとにつかはしける

小野篁朝臣

※承和五年(838)小野篁は遣唐副史の職にあった。しかし遣唐大使藤原常嗣と船の件でトラブルがあり、結局乗船しなかった。それにより咎められ隠岐の島に流罪となった。この歌はその時のもの。


わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと 人にはつげよ あまのつり舟

                         (巻第九期旅歌407)



隠岐の島に流された時に、舟にのり出発するおりに、都の人に送った歌。


(私のことを聞く人があれば)大海原の、多くの島を目指して漕ぎ出しましたと、漁師の釣り船は、伝えて欲しい。


「今回は乗船拒否をしなかった」とでも、伝えたかったのかもしれない。


尚、小野篁は承和七年に罪を解かれ、朝廷に召喚された。

その後は昇進し、承和十四年には参議となっている。


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