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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
225/289

春風は 花のあたりを よぎてふけ

春宮のたちはきのぢんにて、桜の花の散るをよめる

春宮とうぐう:東宮。

※たちはきのぢん:東宮警護にあたる帯刀舎人に詰所。舎人の中でも武芸に優れた者が帯刀を許された。尚、作者は帯刀経験者。

藤原好風


春風は 花のあたりを よぎてふけ 心づからや うつろふと見む

                     (巻第二春歌下85)

春風は、桜の花のあたりは、よけて吹きなさい。

私は、花が風のためではなくて、自分から散っているかどうかを見たいのだから。


風が吹かなければ、いつまでも咲いているかもしれない。

それを確かめてみたい、と詠む。

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