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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
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昨日こそ 早苗とりしか いつの間に

                         よみびとしらず


昨日こそ 早苗とりしか いつの間に 稲葉そよぎて 秋風の吹く

                    (巻第四秋歌上172)


ついこの間苗代の早苗を取ったばかりなのに、いつの間にか稲が実って、葉をそよがせる秋風が吹いております。


収穫の喜びの中に、稲を育てて来た苦労も、あっと言う間だったと感じる。

田植え時の様々な作業、その後の天候、気象に苦労しながら、それでも収穫の秋を迎える。

ようやく自分たちの苦労が報われ、黄金色に輝く稲穂が、涼しい秋風に揺られる様子を見る喜び。

これも、日本人が古来大切にして来た喜びの一つと思う。

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