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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
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久しくも なりにけるかな 住の江の

                     よみびとしらず


久しくも なりにけるかな 住の江の まつは苦しき ものにぞありける

                      (巻第十五恋歌五778)

※住の江:現大阪市住吉区住吉地区。「まつ」にかかる枕詞。

※まつ:「松」と「待つ」の掛詞。松は常緑樹なので特に長い年月を感じさせる表現。


あのお方とお逢いできないまま、実に長い時が過ぎました。

あてにならない人を待つだけの生活は、実に苦しいものなのです。


実際、どれほどの夜離れになっているかは不明。

ただ「住の江の松」の表現を使うからには、待ち焦がれる作者にとっては気が遠くなるような長い時間なのだと思う。

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