コマを落とす
書きたいことがあったんだ
想いのたけを込め、
あなたへの言葉を綴る
あなたへと届くことを願いながら、
言葉を重ねてゆく
愛している
あなたの名を書き、気持ちを刻む
ふと、書きかけた気持ちを読み返し、
そのすべてを消す
ふたたび変わらないことばを書きはじめる
気持ちは抑えられない
でも、こころだけを込める
ふだん通りの、いつものことを書きつらねて、
ことばにはださない
かきたいことがあったんだ
とどくことをねがいながら、
そのことばをかくして、
あなたにおくる
ことばのそとに
こころをこめて
―あとがきのようなもの―
今朝、録画してあったラリックのガラス工芸の番組を見たのですね(笑)
そしたらいつものごとく、通勤途中に詩が浮かびました(苦笑)
即興です(笑)
ラリック、好いですね〜♪
自分はミュシャやガレのようなアール・ヌーヴォー形式の方が好きですが、ラリックを見ると、アール・デコもいいな〜と思います(笑)
展示会、行きたいですねぇ。イベントでもいいです(苦笑)
ラリックのデザインを見ていて、
情報を削りつつ相手へと伝えることを考えていた結果がこの詩へとなりました。
目に見えないことを、目の前から消して落とすことで、
より相手へと伝わることもあるのかもしれないと思って、
ちょっと書いてみたものです。
気に入っていただけたらいいのですがねぇ(笑)