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詩集 白き再生の空へ  作者: 仲仁へび
3/11

03 立ち向かう意思



 休み留まることなく時は過ぎ去り

 歴史は紡がれ続ける


 ただひと時を生きる我らは

 後に悲劇の主人公か

 喜劇の主人公か

 なんと語られるのだろう


 それとも

 語られる事もなく闇に消え去るのだろうか


 変わりゆく世界 変わらぬものなどありはしない

 生あるあるかぎり 生き続ける宿命をその身に宿して

 走り続ける


 疑心 不安 悲嘆 悔恨

 満ちる世界でなく 平和な世界に生まれ落ちたならば


 苦難を強いられる事がこの世の常と言うならば

 幸福はどこにあるのか


 時代の流れに 環境に翻弄され続ける 

 歴史に記されることのない とるにたらない命であろうと


 愛し愛される事を止める事はできない

 想い想われる事も


 たとえ 生き 立つこの世界が

 疲れた体に鞭を打ち 苦難に身を投げやる世界であろうとも


 小さき命達を置き去りにして 歴史が紡がれ続けようとも



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