お母さんが病院で銃乱射してます。
行方さん…関西出身
道免さん…東京(大島)出身
中河内さん…埼玉出身
桜屋敷さん…鹿児島出身
という設定で書きました。
県民性って面白いですよね。
~~待合室での出来事~
「お、めいこさんも診察ですか?」
声をかけてきてくれたのは中河内さん、彼はまだ診察前のようだ。
見渡すと道免さん、桜屋敷さん、行方さんもいる。
「はい、今終わりました。」
「そうなんですかー、僕たち多分まだまだ呼ばれませんよ。 ねぇ?」
「あのオカ…じゃなくて大鎌先生は話が長いですよね。」
「しかも次銀山さんでしょ? 気に入られてるもんねー。」
Drに対してなかなかの悪口である。
『西日本では大雨の影響で道路が浸水し、交通網に大きな影響が……。』
壁に取り付けられたテレビからは台風についてのニュースが繰り返し報道されている。
「行方さんってもしかして関西出身だったりする?」
「バレました? 社会人になってからかなり方言には気を付けてたんすけどねー。」
「やっぱり……。 行方さん。」
「はい?」
「ばーん!!」
こ、これは……!
『指でっぽう』だ!
「いや、僕もうこっち長いんで……。 てか関西人なら誰でもやる思ってたら恥かきますよ。」
まさかの不発。
「む…じゃあ道免さん!ばーん!!」
「え?!あ、あうぅ~。」
今のは出身とかじゃない、道免さんの優しさである。
「そんなこと言ったら桜屋敷さん。」
やり取りを見守っていた中河内さんが桜屋敷さんに『指でっぽう』を向けた
その瞬間
「ばーん!!」
「「「「?!」」」」
桜屋敷さんが鋭い瞬発力で中河内さんに指でっぽうを向けた。
「ぐ、ぐはぁ……。」
場の空気を読んだのか中河内さんが椅子から転げる。
「桜屋敷さーん、診察室へどうぞー。」
「はーい。」
何事もなかったかのように診察室へ向かう桜屋敷さん。
部屋に入る前にくるりと振り返り、
「やられる前にやる。 これも戦い方の一つよ。」
キメ顔で言い残していった。




