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僕は好きだ! 私はタイプじゃない。

作者: 七瀬

 僕の名前は「さすま」 20歳になる。高校を卒業して、毎日バイト

尽くめで、毎日ギリギリの生活をしている。

 一人暮らしをしているのもあって、食費やあらゆる光熱費など節約

しながら? なんとかやっとの生活だ!


 私の名前は 「渚」20歳になるかな? オシャレやファッションに

やっと、興味を持ち始めた。だけど...?  一人暮らしで毎日大変なん

だよね~ 自炊は、ほぼ毎日しているから。料理は上手くなったかな?

まぁ、食べてくれる人が一応いるしね! それに私は大学に行きながら

バイトをしている。


 そう言えば...? 僕のバイト先に、可愛い女の子がいるんだよね?

正直、タイプの女の子だけど? 僕から、なかなか話せなくて、まだ、

二人きりになった事がないんだ。名前も可愛い。『渚』って女の子だ!

 それに、何時も話しかけようと思っていても? 他のやつが、必ず

と言っていいほどいるから? 僕から話しかけられない。


 私のバイト先に、全然、話した事がない男の子がいる! 名前は...

『さすま君』だったかな? よく目が合うんだけど? 直ぐに、スッと

目をそらされる。これってなんなんだろう?

 大学に、私の付き合ってる彼がいる。1年ぐらい経つかな? 手作り

の料理を食べてもらった事もある。彼は、 「凄く美味しいよ!」って

言ってくれる。


 僕は、思いきって! 渚ちゃんに告白しようと思った。告白するって

決めた夜は、一睡も出来なかった。先ずは、渚ちゃんを呼び出して、

バイトが終わった後に、バイト先の近くにある公園で、いざ!告白。


 「あのう? ごめんね。ちゃんと話したことがなかったのに...。」

 「ううん、凄くびっくりしたけど....... 何? 話って!」

 「実は、僕...渚ちゃんの事が好きなんだ!」

 「ごめんなさい。私、彼氏いるから。」

 「そ.そうなんだ......。」

 「私、もう行くね!」

 「うん」


 「木端微塵」に僕の『恋』は、終わってしまった。


 今日全然、話をした事がないと言っていた。バイト先のさすま君に、

突然! 呼び出されて! バイトが終わった後に、公園で告白された。

 しかも? 突然、私に告白? 勿論、彼氏がいるのもあるけど...?

もし? そうじゃなかったとしても、ちゃんと話したことがないのに、

付き合えないよ。付き合ってから、お互いの事を知っていく考え方も

あるんだろうけど? 私はないな~! それに、私に『彼氏』がいる事、

なんで知らなかったんだろう? みんな知ってると思ってた。バイト先も、

1年以上いるし、彼氏も1年ぐらい付き合ってる事みんなに話してたのに。


 僕は、知らなかったんだ。以前、バイトの仲間の男の子に、さり気なく

聞いた事があったけど? その時は、「最近、別れたらしいよ。」って

言ってたから? 僕は内心喜んでたし。まさか!? まだ、付き合ってた

なんて! 想像もしてなかった。


 最近では、バイト先に、渚ちゃんの彼氏が、送り迎えをしに来ている。

相当なイケメンだ!

 僕に、叶いっこないぐらいのカッコイイやつだ! 

 フラれるのって本当に辛い! 身に染みたよ~

 「もう、僕バイト辞める!」 そこまで思ったけど? やっぱり、

辞めた。また新しい出逢いがあるはずだから。


 実は...さすま君、外見は結構! タイプだったんだけど? 中身が、

合わないと言うか? 私のタイプじゃなかったんだよね~

 「キープ君」にしようか? 考えたけど......?

 

 でも、やっぱり『彼氏』が1番かな?










 

 

 


 





 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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