〜・幼馴染・〜
ふわっと風が通り過ぎ舞散る桜…綺麗
勘違いだったけど家早く出てよかったなぁ…
そー思いながら春の匂いを胸いっぱいに吸い込み新たに高校生に並んだとゆう実感が湧いてきた。
これから3年、どんなことが起こるんだろう……
サッカー部のマネージャーになってめちゃめちゃイケメンな先輩とラブラブ⁈はたまた図書委員になって知的な人とお近づきに⁈うーん!やっぱ楽しみすぎるわ!そーと決まったら部活とかどーするか決めなくちゃ…そーよリナ!最初の一ヶ月で何をするかがこの三年間を楽しくするかつまらなくするかの別れ道なんだから!
[リーーーーナーーー!!!!]
・・・この声は…げげっ!やっぱり!
[ゆうご…]
[何そのつまらなそうな声〜もっとこう、ゆうごくんっ!って感じで喜んでもいいんじゃねーの〜]
[うるさい…なーにが ゆうごくんっ!だ、その裏声キモいぞ]
[なんですとー!俺の精一杯の裏声なのに!]
[はいはい、]
[もー!そんな塩対応だから彼氏できねーんじゃねーの〜?]
[ぉい、次それ言ったらこの桜の木下で血祭りに上げてやる…]
[うぉ!おっかね〜はいはい、もー言いませんよ〜っと]
[…]
[ん?リナどーした?]
[…]
[リーーーナーーー??]
[…]
[痛っ!いたいよリナー!頭掴まないで!]
[…]
[あー!!!なんで急にそんな早く歩くのさ!ちょ、まてよー!!]