~幕間~『草原軍4』
■森林と調和の国:草原軍野営地
【幼ミミ】「…………えいっ(ボスッ」
【魔術師】「ぐほっ。な、なんだっ!?」
【幼ミミ】「わわわっ!?(コロン」
【魔術師】「……何やってるの? と言うか、寝ている僕の上に飛び乗ってこなかった?」
【幼ミミ】「……おはようございます!」
【魔術師】「いやいや、何事もなかったように起き上がって、朝の挨拶をしてもね!」
【幼ミミ】「あ、まだちょっと暗いから、こんばんわ?(きょとん」
【魔術師】「……幼ミミ、いい子だから、教えて欲しいんだけど、僕に飛び乗った?」
【幼ミミ】「うんっ!」
【魔術師】「なんで?」
【幼ミミ】「寝てたから!」
【魔術師】「寝てる人に飛び乗るのが、エルフ族の習慣だったりするのかな?」
【幼ミミ】「しゅうかん?」
【魔術師】「あー、えっと、約束のこと? 家でもそうやってたの?」
【幼ミミ】「ううん、違うよ? えっと、ここのしゅうかん?」
【魔術師】「軍にもそんな習慣はありません!!」
【幼ミミ】「でも、師団長さんが、魔術師さんがなかなか起きないって言ったら、布団に向かって飛び乗ればいいって……魔術師さんは、そうやって起こされると喜ぶって、その……ダメだったの?」
【魔術師】「ふっ……ああ、もう、分かってたとも……」
【幼ミミ】「お、怒ってる?」
【魔術師】「ああ、ごめんごめん、うん、幼ミミは全然悪くないからね。むしろ、僕を起こしてくれたことは褒めないとね。でも、もう少し寝かせてくれた方が嬉しかったかな。せめて日の出が完全に終わるまで(なでなで」
【幼ミミ】「うん。明日からはもうちょっと遅くする」
【魔術師】「あと! 飛び乗るのはダメ! 僕も危ないけど、幼ミミも危険だから!」
【幼ミミ】「わかった。じゃあ、揺すって起こすね?」
【魔術師】「できれば、最初からそうして欲しかったかな…………目を瞑って、何してるの?」
【幼ミミ】「えっと、それで……、起こしてもらったら、チューするんでしょ?」
【魔術師】「はいぃっ!? ……なんでっ!?」
【幼ミミ】「え、だって、男の人と何度も一緒の部屋で寝てたら、朝起こしてあげて、チューするんだって……」
【魔術師】「…………うん、僕はとっても重要な用事ができたから、少し出掛けてくるね? ああ、朝ごはんは先に食べてていいからね(にこやか」