表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/181

~幕間~『草原軍1』

 

 ■森林と調和の国:侵略された村

 

【師団長】「襲撃を受けたばかりか……生存者の確認を」

【魔術師】「……アクティブ リヴィン ディスカバリー ラン……《生命発見サーチライフ》」

【師団長】(とは言っても、数日は経っている。生きていたら、村からは逃げ出しているか)

【魔術師】「ん? すみません、微弱な反応が……」

【師団長】「家畜とかじゃないのか?」

【魔術師】「その可能性もなくはないのですが、方角的にどこかの家の地下に……こっちです」

 

 

【魔術師】「この部屋の真下ですね。この絨毯をはがします。手伝ってください」

【師団長】「って、ボクもかい?」

【魔術師】「手伝わずに、何のために付いて来たんですか? いいから、そっちを持って」

【師団長】「はいはい……よっと」

【魔術師】「隠し部屋ですね。少し薄暗い……、あっ!?」

【師団長】「どうした?」

【魔術師】「子供が倒れています。さっきの生体反応は、多分あの子ですね、連れてきます」

【幼ミミ】「…………(ぐったり」

【師団長】「衰弱がひどいな」

【魔術師】「さっきの部屋に隠されたまま、飲まず食わずで隠れていたのでしょう」

【師団長】「早く、救護兵の所へ連れて行こう」

【魔術師】「いや、魔術で……ルート リヴィン フェロー……《生命分与アロットライフ》」

【幼ミミ】「んっ……?」

【魔術師】「良かった、気が付いたか」

【幼ミミ】「やーーー!!??(ぎゅっ、ぶるぶる」

【魔術師】(今、師団長様たちの方を見て悲鳴を上げた? そして、僕に抱きついてきた……)

【師団長】「おい、どうした?」

【魔術師】「師団長様と護衛の皆さん、すみませんが、部屋から出て行ってくれませんか? この子は、多分、鎧を着た兵に恐怖心を抱いているようです……安心して、君を傷つける人はいないから(ぽんぽん」

【師団長】「そうか、落ち着いたら合流してくれ」

【魔術師】「了解です」

 

 

 

 一気に三人増えた。新キャラクターの紹介です。

 

●魔術師

【種族】:人間族 【年齢】:17歳 【性別】:男性

【一人称】:僕

【設定】:

・「森林と調和の国」に援軍として派遣された草原軍に所属している。

・魔術の腕は良く、師団長からは頼りにされている。

 

●幼ミミ

【種族】:エルフ族 【年齢】:9歳 【性別】:女性

【一人称】:私

【設定】:

・侵略された村の生き残り。

・言葉が少なに喋っているが、徐々に慣れてきて……

 

●師団長

【種族】:人間族 【年齢】:17歳 【性別】:男性

【一人称】:ボク

【設定】:

・「森林と調和の国」に援軍として派遣された草原軍の師団長。

・気さくな性格で魔術師とは仲がいい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ