第124話『騎士娘から、悩みを聞いていた』
■草原と平穏の国:草原軍野営地
【騎士娘】「いいれふかぁ? 隊は男せーばかりでぇ、女せーがわらひは1人なんれふよぉ?」
【男主人】「失敗した……1杯だけでこうなるのか」
【騎士娘】「聞いてまふかー!?」
【男主人】「はい、聞いてます! 隊は男性ばかりで、女性は騎士娘だけなんだよね」
【騎士娘】「別にわらひはぁ、男にきょーみはないけれろぉ、ふつぅモテモテれふよねぇ?」
【男主人】「まぁ、そういう状況なら普通はモテたりする、かな?」
【騎士娘】「モテないんれふ! られもわらひを……モテないんれふ!」
【男主人】「ええっと……」
【騎士娘】「わらひはぁ、女せーとしてのみにょくがないんれふ!! らからぁ、モテないんれふ!」
【男主人】「いやいや、騎士娘はなかなか魅力ある美人さんだと思うよ?」
【騎士娘】「男ごりゅりんらまぁ、わらひはキレイれふかぁ?」
【男主人】「うん、綺麗綺麗…………隊の男性は、きっと騎士娘が綺麗だから近寄りづらいんだよ、きっと」
【騎士娘】「えへへへ……男ごりゅりんらまにほめられらー♪」
【男主人】(そういえば、僕の周りに酒乱はいないな……酒豪は多いけど)
【騎士娘】「…………男ごりゅりんらまぁ、わらひにちゅーしたいれふか?」
【男主人】「ぶっ、えーと?」
【騎士娘】「ちゅーするぅ?(ずいっ」
【男主人】「しないです(引き」
【騎士娘】「ちゅーするのぉ?(ずずいっ」
【男主人】「だから、しないって!(引き」
【騎士娘】「ちゅー……(ずずずいっ)…………(ぱたっ」
【男主人】「おおっと(抱き止め」
【騎士娘】「……くぅすぅ……Zzz……」
【男主人】「酔い潰れたか……しかし、この体勢はちょっと良くないな」
【射手男】「男主人様、騎士娘を見かけなかっ…………失礼しましたっす!!」
【男主人】「…………僕、何か悪いことしたか?(がっくり」