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第105話『止めに、しっかりと念を押していた』

 

 ■草原と平穏の国:弟大公邸

 

SE(家具を破壊する音):ドガッ、メキッ……

 

【弟大公】「我が甥ながら憎たらしい。どこまで私の邪魔をっ!! それにあいつらも、私がどれだけ眼を掛けてやったと思ってるんだっ!!」

 

SE(家具を破壊する音):ガンッ、バキッ……

 

【弟大公】「はぁはぁ…………そうだ、こうなったら……」

【男主人】「こうなったら……どうするつもりですか?」

【弟大公】「!!??」

【男主人】「弟大公様、こんばんわ」

【弟大公】「ひ、ひぃっ!! わ、私を殺しに来たのか!?」

【男主人】「…………」

【弟大公】「そ、そうだ。あいつの部下を辞めて、私に仕え直さないかっ!? 今なら、伯爵に取り立ててやる。すぐには無理だが、いずれは侯爵にしてやってもいい!!」

【男主人】「爵位には興味ありませんね。どんな地位をもらったところで、貴方の下である以上満足できそうにありませんから……」

【弟大公】「ぐっ……」

【男主人】「それに早合点をしないでいただきたい。僕は貴方の命にも別に興味はありません」

【弟大公】「そうなの、か?」

【男主人】「ええ、今の所は、という前提ですけどね。これは忠告です」

【弟大公】「忠告……だと?」

【男主人】「いえ、少し言い方を換えます……これは警告です。今後一切、無駄な画策をしないでください」

【弟大公】「…………何を?」

【男主人】「僕の感情的にはすぐに殺してやってもいいのですが、今貴方に死なれると色々と面倒になりますからね。命だけは助けます。

 ただし、私や私の周りにいる人に害意を向けること、また、玉座に座ろうという意思をみせること……それらの素振りを少しでも見せたなら、貴方を殺します」

【弟大公】「ひぃっ!?」

【男主人】「せいぜい、赤ワインを飲む時はサソリの毒に気をつけてくださいね?」

【弟大公】「あ、あれは、部下が勝手に……」

【男主人】「何度も言わせないでください。興味はありません…………貴方は、私との約束を守って、静かな余生を過ごしてください。返事は聞きませんけど」

 

 

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