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7 美少女の浴衣の隙間から見える風景。

俺が裏社会で<ブイブイ>言わせていた時~院長は、とある大学病院の准教授だったのだが、認可されていない【小型延命装置】を勝手に使用したとして、学会を追われたところを俺が拾ったのだ。


<俺は【宮亀島】に大病院を作る予定なのだが、あんたに院長をやってもらいたい。>


その後、延命装置は日本国内においては無認可ではあるが【俺の威光】のせいで、誰も文句を言えないでいるのだった。


「まさか・・俺が【コレ】の世話になるとはなあ・・」と言う俺に対して院長は・・


「あんたが私と同じ【し好】の持ち主だったとは驚いたよ。」と言う院長は<ニヤニヤ>と意地悪な顔で笑うので・・


「ああ!【アレ】を覗いたな・・クウッ殺せ!」と言う俺に対して・・


<あッはッは> <ほほほ>と、院長は【愛人】である20代のボインの看護師と共に大笑いするのだった。


俺は笑い疲れた院長に聞く・・「ところで【小児病棟】もあるのか・・」と。


院長は「ああ、あんたの寄付のおかげで、命を拾った子供たちが大勢【いた】よ・・」と悲しく告げるのだった。


+++++


俺が休憩スペースに行くと・・【ドブロク】が1人で座って雑誌を読んでいたので・・


「どうも。神尾ですが・・【ドラッグ】さんは検査ですか?」と聞いたところ・・


「うん・・ああ、アイツは【行った】よ。」と言うのだった。


俺は「それは良かった。箱さえあれば普通に暮らせるのですね。」と言うと・・


「チョット。新聞見たいんだけど!」と言って【チイ】さんが立っていた。


俺は<どういう顔をしたら良いのだ・・少女だと思ったが、よく見ると【幼女】では無いか!俺は幼女の胸に顔をうずめて・・>等と、固まっていたところ【チイ】さんは意外な事を言う・・


「ドラッグは死んだのよ!当たりまえでしょう。一度【終焉のフロア】に入ったら最後~出るときは葬式の主役になる時だけなのよ!どいて・・」と言いながら、ドブロクの横で<ドカッ>とイスに座り、新聞に目を通すのだった。

「「あ!パフェを奢ってくれたお爺さんだ。」」と言って、数人の子供達が休憩スペースにやって来た。


俺には普通の子供達にしか見えなかった・・中でも「どうも。〇〇です。」と自己紹介した【中学1年生?】位の女の子は、白い肌に浴衣が良く似合っており、銀座で働く器量も十分だと感じた。


「お爺さん!女の子の【胸】を見るのはマナー違反だよ!」とチイさんに言われ<ハッ>として顔を逸らす。


「お爺さんもスキねえ~」と小学生男児にからかわれるのも、何だか新鮮だった。






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