31 そして・・第一回五亀列島会議を開催する。
神殿にあった武器は【銃ベルトと自動式けん銃】【Akライフル】【重機関銃】等であり、大型の自走砲や、牽引式野砲は無い。
「なんか・・不格好な拳銃でござるな・・」と言うオタクの言うとおり、マイナーで見かけない銃器ばかりであった。
ドブロクは「X国の武器は基本、東側の大国であるR国からの【払い下げ】が多いので、西側にあたる【我が国】では目にすることが無い武器が多いなあ」と言う。
かつて俺が東南アジアのシューティング・ツアー等で、練習したことが有る銃は【357マグナム】とか【AR系】の西側武器が多いので、あまりお目に掛かれない武器にテンションが下がる。
支所長は銃に興味が無いのか・・「宮亀島に上陸した兵士は2~3万人だったと思う。後ろのデスメダル?の数は4~5万人分だから、島民と兵士合わせた数が【死亡】したと分かります。」と言う。
院長も銃器に興味が無いのか・・「武器や兵士の来ていた衣服・拳銃・等が【見当たらない】事を考えりゅと、それらは何処か別の場所にありゅのか?転生時に消えてしまったのでちょう」と冷静に推論を述べる。
フルフォード息子も「実は、家で飼っていた牛・鶏・犬などの【動物】が見当たらず【こんな】綺麗な石が大小、庭や畑に大量に落ちていたのです」と、言ってポケットから【光る石】を取出して示す。
婦長が鑑定すると・・「これは【魔石】だそうですよ。色が違うのは属性が異なるのだそうです。」と教えてくれたのだった。
そこへ電話番をしていたリネンが入って来て・・「島民の方が集合して来ました!」と告げるのだった。
++++それからどうした++++
「え~ただいまより【五亀列島】転生者・会議を開催いたします」
<パチ パチ> まばらな拍手の中・・本当は3回目位の島民会議が行われたのだが、今回は拿捕されていた【カーフェリー】と【クルーズフェリー】の転生者も加わる事となった。
大人の気使いとして、フェリー住民を差し置いて勝手に『会議で色々決めた』と言うのは、今後の人間関係にヒビが入ると悪いという事なのだ。
会場である、病院会議室には100名程の【15歳~20歳位の男女】が着席していた。
「司会進行の私は宮亀島の役場【支所長】でした。現在私の住宅ローンが残る家はX国によって更地にされてしまい、ローンともども消え去っております。」<クス クス> <ウフフ>・・段々と司会になれた支所長は、笑いのツボも掴んで来た様子だった。
「笑っていただき、ありがとうございます。私のスキルは【漫談 F】でございます。」<クスクス> と和やかに始まった会議であったのだが・・
「あのう!すいません。緊急で質問があるのですが?」と、フェリー『ファンタスティック・ドリーム』の代表者と思われる女性が発言を求めた。
支所長が「どうぞ。代表の【ノリコ】さんですね・・」とマイクを渡す。




